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虚実入り交じった三国志の世界に思いを馳せよ――ナムコ「中原の覇者 -三国将星伝-」

ファミコン版「三国志〜中原の覇者〜」、「三国志II〜覇王の大陸〜」に続くナムコの三国志シミュレーションゲーム「中原の覇者 -三国将星伝-」がPSPで2月9日に発売される。

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 各武将に個別のコマンドを持たせ、武将集めの楽しさを深めた三国志シミュレーションがPSPで帰ってくる。2月9日発売予定のナムコが贈る「中原の覇者 -三国将星伝-」は、プレーヤーの戦略性を反映、状況によって「戦術」「戦闘」「一騎討ち」の3つのモードを経て戦闘を行うよう新しくなったのは前回紹介したとおり。今回、ある特定の条件を満たすことで発生するイベントについて報告しよう。

 「三国志」は中国の三国時代(220〜280年)を陳寿が描いた歴史書。より物語性を高めた羅貫中の「三国志演義」をはじめ、多くの作家の手によって“三国志”が生み出された。魏・呉・蜀の三国の興亡をベースに、登場する武将たちの活躍が描かれている。

 本作では、そんな三国志で扱われる名場面が随所に散りばめられている。


桃園の誓い(とうえんのちかい):シナリオ「黄巾の乱」開始直後に発生するイベント。漢王朝の血を引く劉備とその劉備を慕う関羽、張飛が義兄弟の契りを結ぶ有名なエピソード

鄒氏の結婚(すうしのけっこん):一定の条件を満たすことで、張済が鄒氏と結婚し、配下の武将となるイベント

貂蝉の仕官(ちょうせんのしかん):王允が抱えていた歌姫である貂蝉を、董卓の妾にするというイベント。士官することにより、貂蝉が配下に加わる

 本作では、アドホックモードを使用した通信対戦が搭載されている。友人同士、お互いが育てた武将を持ち寄って対戦することができる。得意なステージ(戦場は平野や山岳地帯等)を選び、自分の部隊の特性を生かした戦闘を行う。なお、対戦は戦闘パートのみとなる。


自分の部隊に名称を付け、出陣する武将を選択。武将にはそれぞれの適正地形があり、戦略を立てるためにはこれを把握することが重要となる。出陣する武将の兵数を決定し、各部隊の編成など行い戦闘となる

そうなるとやってみたくなるのが、こだわりの部隊編成。例えば蜀の関羽雲長、張飛翼徳、趙雲子龍、馬超孟起、黄忠漢升、いわゆる“五虎大将軍”といわれる5人の猛将たちを同じ部隊に集結させてみたい。こんな夢の競演をあなたの手で演出できる。編成は出陣前。一定レベルまで行くと通常時では歩兵や弓兵の小隊を、すべて武将にする事ができ、配下の武将を部隊の小隊長として出陣させることができるようになる。こうして“五虎大将軍”が編成できるというわけだ

有名無名な武将たちが三国志の世界を彩ってくれる。イメージそのままな武将もいれば、斬新な解釈で描かれた猛将も。これだけでも楽しめる
中原の覇者 -三国将星伝-
対応機種PSP
メーカーナムコ
ジャンル覇業SLG
発売日2006年2月9日
価格5040円(税込)
プレイ人数1人
(C)1988 2005 NAMCO LTD., ALL RIGHTS RESERVED.
画面は開発中のものです


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