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ニンテンドーDSでさらなる進化を遂げたシリーズ伝統の戦闘システム――「テイルズ オブ ザ テンペスト」(1/2 ページ)

発売予定日が2006年4月13日、価格が5040円に決定した「テイルズ オブ ザ テンペスト」。今回はストーリーのプロローグや、ニンテンドーDSのダブルスクリーンやタッチスクリーンといった機能を生かし、さらなる進化を遂げた戦闘システム「3on3 LMB」を紹介する。

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 ニンテンドーDSのダブルスクリーンやタッチスクリーン、ワイヤレス通信の機能を生かし、新たな「テイルズ オブ」シリーズを確立すべく制作が進められている「テイルズ オブ ザ テンペスト」。その発売予定日が2006年4月13日、価格が5040円に決定したことが明らかになった。

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  大陸アレウーラ。遥か昔、アレウーラにはリカンツという獣化する種族が君臨していた。リカンツは高い文明を持ち、秩序ある社会をはぐくむまでに至った。高い身体能力と高い精神性を持ち、独自の進化を遂げていた。特記すべきは生命とそれに関わる技術に優れ、猛々しい外見からは予想できない繊細な文明を構築していった。

  ある時、一部の勢力が自ら封印していた技術を使い、たくさんのリカンツ達を虐殺した。虐殺が本来の目的ではなかったが、その時を契機に国は2つに割れ、後に「獣人戦争」と呼ばれる騒乱が起きる。その後急速に数を減らしたリカンツは、大陸の支配権を当時まだ弱小種族であったヒトへと譲り渡す事となった。

  リカンツの絶えたアレウーラは一時的に混乱するが、ヒトが国体を取り戻し再び隆盛を取り戻す事となった。ヒトはリカンツを、「世界を破滅させた種族」として根絶の運動を広める。通常の外見はヒトと大差ないリカンツが、獣化するとヒトには考えられない能力を発揮する事を恐れたからであるといわれている。国王の勅命で、教会は異端としてリカンツを狩り、騎士団はリカンツや他国の挙兵侵略蜂起に備えていた。リカンツ根絶運動「リカンツ狩り」は、リカンツを見つけそれを密告する事が半ば奨励され、報奨を与えられるまでに至っていた。

  ある日、一人の傷ついた騎士が村にたどり着いた。これがアレウーラ中を巻き込む新たな騒乱の幕開けとなることをカイウスには気付く由も無かった…。

 本作で主人公を務めるのは、前回の記事でもお伝えした、15歳の少年、カイウス・クオールズである。アレウーラの辺境の村で養父と2人で暮らしているカイウスは、たまたま助けた近衛騎士団の兵士から結晶を託されることとなる。しかし、この結晶はただの結晶ではなかった。それを狙い、スポット(異形の生物)が村を襲いに来たのである。

 養父とともにスポットと戦うカイウスだが、その最中、養父がリカンツ(獣人)であることが判明し、村人たちから冷たい態度をとられてしまう。幼なじみのルビアとともに養父と3人で村を逃げ出す途中、養父はカイウスたちを助けるため、おとりになることを選ぶ。そして別れ際、養父の口から本当の父と母のことを聞かされたカイウスは、自分の出生の秘密を探るべく、ルビアとともに旅に出ることとなる。

ルビア・ナトウィック(Rubia・Natwick)

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15歳の女の子。カイウスとは辺境の村で子供の頃から共に過ごした幼なじみ。両親は教会の僧であり、僧兵になるために近い将来首都に修行に行く予定であったが、カイウスの養父を捕らえにきたルキウス(異端審問官)の一行に両親を殺されてしまう。ルキウスを両親の仇として憎み彼を追ってカイウスとともに旅に出る
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