ひそかに名作大量準備中！ Xbox 360のカジュアルゲーム「Xbox Live Arcade」（2/4 ページ）

Xbox 360に遊ぶゲームがない？　んなこといっちゃいけません。「Xbox Live Arcade」があるじゃないですかっ！　え、どーせたいしたことないんだろって？　そんなことないですってば。360版はきっちりパワーアップしてますよっ！

[岩井省吾，ITmedia]

購入にはマイクロソフトポイントが必要――なんとコンビニでも買える

　さて、実際にXbox Live Arcadeでソフトを……とその前に。Xbox Live Arcadeを含む、Xbox Liveマーケットプレースでアイテムを購入するには、通貨となる「マイクロソフトポイント」が必要となる。購入方法は2通り。

• お店でプリペイドカードを買ってくる

　マイクロソフトポイントのプリペイドカードは、Xbox 360取扱店とコンビニで買うことができる。Xbox 360取扱店では通常の商品と同様の扱いとなる。こちらは1400ポイント（2100円）と3500ポイント（5250円）の2種類が用意されている。ちなみに、Xbox Liveプレミアムゴールドパックには200ポイントのカードがついている。

周辺機器と同様のブリスターパックで発売。Xbox Liveゴールドメンバーシップの支払いには使用できない。また、ゴールドメンバーシップのプリペイドカードも同じようなパックになってるのも注意

　また、コンビニでも買うことができる。ローソンではLoppi、ファミリーマートではFamiポートの端末経由で、サークルK、サンクスではネットプリカコーナーにあるタグを持っていって買いたい金額のものを店員に告げる必要がある。コンビニでは700ポイント（1050円）、1400ポイント（2100円）、3500ポイント（5250円）の3種類が購入可能だ。

サンクス（サークルK）で買ったプリペイドシート

　この25ケタのキーをXbox Liveマーケットプレースの「プリペイドカード・プロモーションコードを使う」から入力することで、ポイントがゲーマータグに加算されるシステムだ。

• 登録したクレジットカードで引き落とし

　Xbox Liveのゲーマータグにクレジットカード情報を入力している場合は、そのクレジットカードから引き落とすことも可能だ。Xbox Live ArcadeからＸボタンを押し、欲しいポイントを選択すればいい。選択できるポイントは500ポイント（740円）、1000ポイント（1480円）、2000ポイント（2960円）、5000ポイント（7400円）の4種類。

この画面で購入する。ここからプリペイドコードの入力も可能

　なお、Xbox Live Arcadeの全ゲームは「お試し版」をダウンロードすることである程度の試遊が可能。気に入ったら「完全版」を買うことで全ての機能（実績を含む・各ゲーム200ポイント）が使えるようになる。

「コインいっこいれる」はないけれど、アタリゲームズの「あの」名作がプレイ可能

　アタリといえば、アメリカンアーケードゲームの代名詞。特に1983年にアーケード分社として誕生したATARIは日本に家庭用作品をリリースするための小会社「テンゲン」がメガドライバーの間で人気爆発したこともあり、今でも根強いファンがいるメーカーだ。

　現在は、その資産は同じくアメリカンアーケードゲームのもう1つの雄（といっても今はすでにアーケードからは撤退しているのだが）Midwayが所有しており、Xbox Live Arcadeでは現在4作品がリリースされている。

　ガントレットは日本でもナムコが発売し、それが元でセガが4人同時プレイ可能なアクションゲーム「カルテット」をリリースするなど、アーケードゲームカルチャーに多くの影響を与えたゲームだ。4人の特徴のある戦士を操り、次々と出現するモンスターを巣ごと撃破しながら出口を探し、終わりなき迷宮をかけていくという内容は当時としては画期的だった。そして、Xbox Live Arcade版ではXbox Liveを使って通信プレイで4人同時プレイが可能になっている。400マイクロソフトポイントという価格もお手ごろだ。

コインを投入するとライフが復活する本ゲームではプレイヤー4人のほか、両替係という重要な役割を生み出した。しかし本作ではＹボタン連打で無限コンティニュー可能。なお、Liveモードではコンティニューに制限アリ

ROBOTRON:2084。ショットと移動の2レバー制を採用し感覚的な操作を可能としたアクションシューティング。Xbox Live Arcadeでも多数のフォロワーを生み出している。Xbox Liveではスコアアタックと役割分担モードがプレイ可能

Joust。バルーンファイトの元になったといわれる固定画面型アクション。ジャンプボタン連打で宙に浮き、敵の頭を蹴って倒すゲーム。ゲームスピードなどはこっちのほうが速い

Smash TV。オリジナルはアーケード版だが、スーファミ版の出来が異様に良かったためか、こっちの方がオリジナルと思い込む人間も多いほど。それはそれとして、本作はモータルコンバットの出現を予感させる残虐表現を、ちょっとだけ取り入れたアクションシューティングに。よってCERO年齢区分は12歳以上対象

　なお、アーケードゲームの復刻版としては、CAPCOM USAが「ストリートファイターII'ターボ」をアメリカでリリースする予定だ。このゲームでは観戦モードからの乱入ができる、バーチャルアーケードを実現している。

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