PCで「モンスターファームオンライン(仮)」、レボリューションで「スカッとゴルフ パンヤ」を展開――テクモ新規事業提携発表会(2/2 ページ)
テクモは本日、ゲームポッドと事業提携しPCオンラインゲーム「モンスターファームオンライン(仮称)」の制作を発表。また、韓国のNtreev Softとも事業提携し、任天堂の次世代ゲーム機レボリューション用の「スカッとゴルフ パンヤ」の開発を行い、ロンチタイトルを目指すと発表した。
レボリューション用ソフト「スカッとゴルフ パンヤ レボリューション(仮称)」
さらにテクモは次世代家庭用ゲーム機にもゲームの供給を発表した。現在、日本でもサービス化され100万人の累計登録会員を誇るカジュアルゴルフゲームの「スカッとゴルフ パンヤ」を、任天堂が開発を急ぐ次世代家庭用ゲーム機レボリューション(仮称)に対応させようというのだ。
再び登壇したテクモ代表取締役社長の安田善巳氏は、韓国の開発会社Ntreev Softとの共同開発によりレボリューション用ソフトとして「スカッとゴルフ パンヤ レボリューション(仮称)」を発売すると発表。年内発売を予定しているハードと同時発売を目指すべく開発を進めると、今回共同で開発に携わるNtreev Soft代表取締役社長 Kim, Jun Young氏を紹介した。
「スカッとゴルフ パンヤ」は、Windows用オンラインゴルフゲームとして、日本国内での累計登録会員数が100万人を突破するほどの人気で、基本プレイ料金を無料、一部優良アイテム衣裳などで課金を行うアイテム課金方式で運営されているカジュアルゲーム。韓国や日本をはじめ、タイ、インドネシア、中国などのアジア各国、北米、ブラジルなど12カ国でサービスが開始され、ワールドワイドな展開をしているオンラインコンテンツとなっている。
今回のレボリューションでの発売についてKim氏は、今回レボリューションとの同時発売タイトルを目指すこと、テクモと日韓共同で開発に関われること、そして家庭用ゲーム機に本作が生まれ変わることの3つの事で大きな意義を見いだしていると緊張気味に発言。最大限の努力を約束。晴れてテクモとの調印式が行われた。
テクモ ハイシナジープロダクション エグゼクティブプロデューサー原尾宏次氏は、開発をするにあたりプレッシャーを受けていると挨拶。「スカッとゴルフ パンヤ」を製作したチームと仕事をすることで、全力を挙げて取り組みたいと次のコンセプトを発表した。
1つはパンヤの持つゲーム性を家庭用で表現すること。2つ目はレボリューションの特殊なコントローラを最大限に活かして対応させていきたいこと。3つ目は、若年齢層に受け入れられるような遊びを提供したいと、ゴルフを知らない人でも楽しめるものを仕掛けていきたいと語った。
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