シリーズ初の女主人公も登場――ニンテンドーDSで新たなロックマン「ロックマン ゼクス」誕生(2/2 ページ)
1987年12月にカプコンから発売されたファミコン用アクションゲーム「ロックマン」。「ロックマンX」や「ロックマン エグゼ」など、これまでも数々の展開を見せてきた本シリーズではあるが、このたび、新たなシリーズが誕生することが明らかになった。
シリーズ初、女主人公が登場
さて、ここまでゼクスの世界について触れてきたわけだが、もちろん主人公も明らかにされている……されてはいるのだが、ゼクスには男主人公である「ヴァン」と、女主人公である「エール」の2人が用意されているのである。これは2人を交互に操作しながらプレイするというわけではなく、本編スタート前にどちらかを選択することになるという。あくまで可能性の話になるが、ヴァンとエールではまったく異なった能力、ストーリー展開となることもあり得るということだろうか。この辺りは続報を期待して待ちたいところだ。
ゼクスの物語は、ヴァン(エール)の先輩であるジルウェが営む、合法違法問わず、手紙から兵器まで、どんなものでもどこにでも届けるのを信条とする運び屋「ジルウェ・エクスプレス」に、プレリー(ガーディアン)からライブメタル「モデルX」、「モデルZ」の輸送を依頼されるところから始まる。ライブメタルは、遺跡などから発掘される謎の金属片のことで、過去の歴史や兵器のデータなどの情報が記録されているほか、自らの意思をもっており、ライブメタルに認められたものは、さらなる知識や力を得ることができるという。
モデルXに目覚めるまで
いつものように仕事を請け負い、荷受人との合流地点付近に到着したヴァン(エール)とジルウェ、「ジルウェ・エクスプレス」の2人。依頼主のガーディアンからの通信が入りやり取りをしていると、いきなりイレギュラーが襲ってきた。ヴァン(エール)のバイクが被弾し、大爆発を起こしてしまう。爆風に飛ばされ、なす術もなくヴァン(エール)は崖下へと転落してしまった……。
荷物とともに崖下に落ちたヴァン(エール)が辺りを見渡すと浮遊する光物体が目に入る。恐る恐る近づき手を伸ばした瞬間、突然現れたのは依頼主のガーディアンだと名乗る少女。にわかに信じがたいが、それを確かめる暇さえ与えてくれないイレギュラーの追撃がかかる。さらには、巨大な蛇型のメカニロイドも現れ、絶体絶命の大ピンチに!
しかし、ヴァン(エール)の脳裏に響く声が聞こえた。浮遊する光物体である荷物「ライブメタル」が脳裏に話し掛けてきたのである。
「……だいじょうぶ。ボクがチカラをかしてあげる……。」
光がヴァン(エール)を包み込む……。
「テキゴウシャ カクニン R.O.C.K.システム キドウカイシ」
「R.O.C.K.システム」が何の略かも気になるところではあるが、ここからも分かる通り、ヴァン(エール)はライブメタルに認められ、モデルXへと変身を遂げることとなる。戦う力を手に入れたヴァン(エール)の最初の目的は、襲ってきた蛇型メカニロイドを追いかけ、打ち倒すこと。モデルXのダブルチャージバスターなどを駆使し、インナーを駆けることになるという。
なお、ここで気付いた人もいるとは思うが、ヴァン(エール)とジルウェが輸送していたライブメタルは2つである。つまり“モデルZが近くにあった”はずなのだ。これにかんして、詳細は明らかにされていないものの、気になる画像が公開されているので、最後にお届けしようと思う。ちなみに、良く見るとヴァン(エール)が戦っているのがインナーではない、つまりアウターのようにも見える。確実なことは続報にて明らかにされるだろうが、ヴァン(エール)の戦う舞台が広がっていくのは間違いなさそうだ。
ロックマン ゼクス | |
対応機種 | ニンテンドーDS |
メーカー | カプコン |
ジャンル | アクション |
発売日 | 未定 |
価格 | 未定 |
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