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「自社開発に力を入れていく」――ガマニア、オンラインゲーム新作タイトルを発表(1/2 ページ)

3月17日、東京・青山で「ガマニア新作プレスカンファレンス 2006」が行われ、MMORPG「飛天online」を始めとする新タイトル5作品が発表された。

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ガマニア デジタル エンターテインメントCOO 浅井清氏

 3月17日、東京・アニヴェルセル表参道にて「ガマニア新作プレスカンファレンス 2006」が開催された。現在クローズドβテスト中の「飛天online」を含め、2006年サービス提供予定の5タイトルが発表となった。

 まずガマニア デジタル エンターテインメント(以下、ガマニア)COOである浅井清氏が登壇。今回発表される新作を、2006年から2007年にかけてサービス提供することを明らかにした。飛天onlineについては、ユーザーからも好評を得ており、バグも少なく順調に進んでいるという。同タイトルは4月上旬にオープンβに移行予定、正式サービス時には基本プレイ無料、アイテム課金制で提供する。浅井氏は「儲けようとしているのではなく、あまり時間のないユーザーのために幅広いプレイスタイルを提供するため」とアイテム課金制を取り入れる狙いを語り、さらに「日本のオンラインゲームマーケットの拡大に努める」と意気込みを見せた。

飛天onlineのコンセプトは“出逢い”

ガマニアプロダクトマネージャー 能島氏

 同社プロダクトマネージャーの能島城亮氏が、飛天onlineの解説を始める。飛天onlineのコンセプトは“出逢い”だ。同タイトルの最大の特徴としては、プレーヤーがゲーム内で宿命のプレーヤーを探していくことになる「宿命システム」を導入している点。「宿命の恋人が近くにいると“ドキドキ”と胸の高鳴りの音が聞こえたり、相性の良いプレーヤー同士で戦闘すると、連携技や特殊な技が飛び出す」と能島氏は説明する。

プレーヤーの干支や誕生日によって戦闘運、仕事運プレーヤーの日々運勢が変動する凝った作りとなっている

 なお、この宿命システムは原宿・竹下通りで占いの館「塔里木」を運営するGT-Agencyが監修している。「ゲーム内占いは、日本に合うように東洋占星術を採用。ゲーム側で提供する“宿命”が40%、ユーザー自身が切り開いていく“運命”が60%に設定されている」と話すのはGT-Agency代表取締役 村井智建氏。

 このほか同タイトルにはさまざまな要素が取り入れられている。「錬金システム」では、6種類の生活スキルの中から選択できる仕組みになっている。「錬金システムを使うことでモンスターと戦うことを避けたいプレーヤーは、職人として暮らしていくことも可能だ」と能島氏は話す。飛天onlineの開発を手がけた、ソフトスターエンターティンメントのリュウ氏も台湾から駆けつけ、さらに機能説明を続けた。自由にパーティが組め、対戦相手が見つかりやすいメリットがある「GvGシステム」、自由に部屋を装飾し、友達も呼べる「部屋作りシステム」などを順に解説していく。さらにチャイナ風、ヨーロッパ風、ファンタジー風など多様な結婚式が挙げられるという。「今後もいろいろなシステムを取り入れたい」とリュウ氏。

 能島氏は「日本独自の調整を施しており、職業系スキルは一新している。エフェクトも今後作り直していく予定」と述べており、日本ユーザーの嗜好に合わせたカルチャライズを目指すことを強調していた。

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