10周年記念メモリアルBOXも発売――PSP版「エヴァ2」は全面改良(1/2 ページ)
10周年を経過し、いまだに拡大を続けるエヴァンゲリオンワールドを体感すべく、より気軽に、より深くその世界を堪能できるワールドシミュレーター「新世紀エヴァンゲリオン2 造られしセカイ-another cases-」がPSPで発売される。
バンダイナムコゲームスは、2003年プレイステーション 2で発売された「新世紀エヴァンゲリオン2」をPSPでリメイク。徹底的に気軽にできるよう改良し、「新世紀エヴァンゲリオン2 造られしセカイ-another cases-」として4月27日に発売する。5040円(税込)。
また、1995年のTV放映開始から10年経過したことを受け、単品ソフトと同時に10周年記念メモリアルBOXの発売も決定した。いまだ現在進行形で緩やかに拡大し続けるエヴァンゲリオンの世界を体現するべく、PSP版は製作されたといって過言ではない。
「新世紀エヴァンゲリオン -DECADE-」10周年記念メモリアルBOX
PSP ソフト
UMD Videoソフト
「新世紀エヴァンゲリオン2 造られしセカイ-another cases-」は、プレーヤーがエヴァの登場人物となって生活するワールドシミュレーターで、シナリオを選択し、ターン行動中にさまざまな人物に会い、場所に移動し、プレーヤーの行動次第で世界に変化が及んでいくというもの。日常のほんのちょっとした行動によって、会話中のパラメータが変化し、キャラ同士の友好度も変化していく。戦闘訓練も行え、使徒が出現するとフリーターンは終了となり戦闘となる。攻撃時にはムービーも流れ、司令部からの指示にそって撃破を目指す。戦闘が終了すると会話イベントへと進み、シナリオ終了となる。
行動を起こすきっかけとして「インパルス」という気持ちのエネルギーを総称した、消費することで特殊なことができる行動システムが導入されている。リラックスしていたり、逆につらい体験やダメージをおった時ほどインパルスは上昇し、このインパルスを消費することで誰かにお願いごとができたりする。ゲーム後半になるほど大きな行動をしなくてはならない場面があり、インパルスのキャパシティー(上限値)を上昇させることが大事となってくるのだ。
もちろん本作はただのリメイクにとどまらず、前作で消化不良だった部分を解消し、新要素を追加したパワーアップが図られている。それはビジュアル面での強化であり、システム面での追加要素であったりと多岐に渡る。
ビジュアルイメージの変化
PS2からPSPへのリメイクに伴い、画面レイアウトを一新。16:9のワイドスクリーンとなっている。これにより戦闘パートではシネスコ風の迫力ある戦闘デモが展開される。また、前作ではデモ戦闘でしか登場しなかった5種類の使徒が特殊戦闘として体験できるようになった。ミサトやパイロットの思考性、操作性も改良され、プレイ環境の最適化も図られている。隠し武器の「マゴロクソード」も復活しているとか。
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