眞鍋かをり、2006 FIFA ワールドカップ ドイツ大会を語る――EA新作タイトル発表会
エレクトロニック・アーツの新作タイトル「2006 FIFA ワールドカップ ドイツ大会」発表会が開催。発表会にはサッカー解説者の清水秀彦さん、タレントの眞鍋かをりさんが来場したほか、アディダスとのコラボレーションなども明らかにされた。
本日、エレクトロニック・アーツの新作タイトル「2006 FIFA ワールドカップ ドイツ大会」(PS2、Xbox 360、PC版は2006年4月27日。PSP版は2006年6月1日に発売予定)発表会が開催された。2006 FIFA ワールドカップ ドイツ大会は、2006年に開幕する「FIFA ワールドカップ ドイツ大会」を完全再現できる唯一のFIFA公認サッカーゲーム。
初めに登壇したエレクトロニック・アーツ バイスプレジデント マーケティング担当の吉川洋一氏は、本作の魅力について次の6点を挙げる。
・ワールドカップ出場国32カ国を完全収録
・FIFA加盟国127カ国すべてで対戦が可能
・ドイツ大会12のスタジアムも再現
・地区予選敗退国チームも登場
・プレーヤーをカスタマイズしてワールドカップに参戦
・往年の名選手でもプレイ
「コアなゲームファンだけでなく、いかにしてワールドカップを心待ちにしているサッカーファンに触れてもらう製品にするかを考えた」と語る吉川氏。FIFA公認、かつワールドカップをそのまま再現できるゲームであることを踏まえた結果、本作のテーマが“応援だけじゃ、おさまらない。”に決定したという。「ワールドカップはアスリートだけのものではありません。自国の勝利を願う、サポーターも一緒に戦うことこそがワールドカップだという思いを、テーマには込めています」(吉川氏)
このほか発表会では、アディダスとのコラボレーションにより、「ONLY 2006 FIFA ワールドカップ Tシャツ」プレゼントキャンペーンを実施することも明らかにされた。本キャンペーンは、2006 FIFA ワールドカップ ドイツ大会のパッケージ内に入っているハガキで応募した人の中から、2006人にEA×adidasコラボ「ONLY 2006 FIFA ワールドカップ Tシャツ」がプレゼントされるというもので、応募期間は2006年4月27日〜6月30日(当日消印有効)を予定している。
登壇したアディダス ジャパン 事業渉外本部 本部長の鈴木順一氏は、「1度しかない2006年のFIFA ワールドカップに興奮し、このかけがいのない時間や気持ちを目いっぱい楽しんでほしい」とキャンペーンの趣旨を説明する。また、Tシャツの背中部分に刻まれている“Play with your superstar”というメッセージについては、「ゲームのテーマである“応援だけじゃ、おさまらない。”という気持ちと、アディダスが展開しているキャンペーン『+10』のコンセプトである“ともに戦えば強くなれる”に連動させて、ゲームでもワールドカップに参加してほしいという気持ちを込めています」と語ってくれた。
商品、およびキャンペーンの説明終了後には、サッカー解説者の清水秀彦さん、タレントの眞鍋かをりさんを招いてのトークショウも行われた。ゲームの解説を担当したという清水氏は、「本当に精密にできているなと思いました。本当に実物がやっているかのような感じですね。ゲームという感じがしなかったので、驚きました」と感想を述べる。また、収録の際に大変だったエピソードについては、「大変だったことというよりも、(ゲーム中の)目の前で起きたプレイのひとつひとつを、正しく伝えられているかが心配です」と、サッカー解説者ならではの視点からコメントをしてくれた。
一方の眞鍋さんは、4年前にエレクトロニック・アーツが発売した「2002 FIFA ワールドカップ」の発表会にもゲストとして参加。眞鍋さんは当時を振り返りながら、「ワールドカップ 日韓大会の時は、横浜に住んでいたんですけど、決勝は横浜のスタジアムで行われたので、盛り上がりがすごかったんです。全然知らない通りすがりの人とも喜んだり盛り上がったりして、日本でもこういうことはあるんだなと。サッカーが巻き起こす熱気に感動したというのと、もうちょっとサッカーを知っていれば良かったなとも思いました。知っているというのも楽しむためのコツですから、ゲームで勉強してから、思う存分楽しんでもらいたいですね」と語ってくれた。
最後には「テーマにもある“応援だけじゃ、おさまらない”というのが良く分かるタイトルだと思います。それだけ注目している人も多い大会ですし、その盛り上がりは応援だけで済むものじゃない。私もゲームで勉強して、自分が操っているような、一員になっているような気持ちで楽しみたい」(眞鍋さん)
「4年に一度の祭典ですし、ワールドカップは最高のプレイが見られると思います。ゲームでは、自分が監督になったつもりで、同じグループにいるチームとシミュレーションをやる、実際の試合を見るという2重の楽しみがあります。いずれにせよ見て楽しんで、やって楽しんでください」(清水さん)とそれぞれがコメントし、発表会を締めくくった。
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