「ゼノサーガ エピソードIII」はこう戦えり――新キャラも登場(3/6 ページ)
次第にその全容が見えてきた2006年7月6日に発売を予定しているプレイステーション 2用ソフト「ゼノサーガ エピソードIII [ツァラトゥストラはかく語りき]」。今回は5人のキャラクターやバトルについて紹介する。
バトルについて
本作のバトルシステムは、AGI(すばやさ)のステータスが高いキャラクター順で攻撃が行われる。戦闘が始まると画面左上にあるように、<ACT>のアイコンが表示されたキャラクターから順番が回ってくる。プレーヤーキャラクターのほかのアルファベットは、敵を表しておりB(バイオ系)、M(メカ系)、G(グノーシス)を指している。ここでは、バトル画面を説明しつつ。戦闘の流れを追っていきたい。
画面左下にはコマンドメニューが表示。ここで、実際の攻撃指示を出すことになる。コマンドはそれぞれ、以下のとおり。それぞれのコマンドについては後述する。
- 攻撃……キャラクターの装備した武器による物理攻撃
- アーツ……EPを消費してアーツを使用する
- エーテル……EPを消費してエーテルを使用する
- 必殺技……ブーストカウントを消費して必殺技を使用する
- アイテム……所有しているアイテムを使用する
- 警戒……次のターンまで防御行動をとる
- チェンジ……リザーブキャラクターと交代する
- 逃走……戦闘から離脱する
画面右下にはキャラクターのHPとEP(エーテルポイント)。そしてブレイクゲージと呼ばれる敵から攻撃される度にたまる、戦闘の駆け引きの目安となる表示が設置されている。EPはエーテルとアーツの使用時に消費するポイントのことで、こちらも消費には十分注意が必要となる。ブレークゲージは前述したとおり、敵から攻撃を受けるたびに徐々にたまり、ゲージが100%になると2ターンの間、一切の行動が不能になるというもの。ブレイクゲージの耐久値(ブレイクリミット)はキャラクターによって異なり、攻撃対象となる敵にもブレイクゲージは存在する。敵にカーソルを合わせた際に表示される青いゲージは敵のHP残量、赤いゲージがブレイクゲージを表している。
また、敵のブレイクゲージが存在することから推測できるとおり、敵がブレイク状態になればクリティカル発生率も高くなり、大ダメージを与えるチャンスとなる。体力の多い敵などは、ブレイク状態を積極的に狙っていくのが得策だろう。
最後に画面右上に表示されているブーストゲージについて説明しよう。ブーストとは、ブーストゲージが1以上たまっているときにR1(R2)+各キャラの対応ボタンを押すと、行動順番を無視して割り込みをかけることができるというもので、ブーストゲージはブーストカウントの残量を表したゲージだ。ブーストカウントはコマンドメニューから「攻撃」、「アーツ」、「エーテル」で敵にダメージを与えたときにたまり、通常、最大値は3だが、装備品で工夫すれば最大値を上げることも可能となっている。やはり、敵にもブーストカウントが存在しており、残量に注意したほうがいい。
コマンドメニューを説明しよう
前述したコマンドメニューをここでさらに詳細に説明したい。
通常攻撃
基本装備武器による物理攻撃を行うコマンド。キャラクターよってそれぞれ装備している武器は異なる。今回はショップの復活とともにキャラクターの装備品も復活している。装備品の質も攻撃力や防御力に影響してくるので、こまめにショップをチェックするようにしたい。
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