ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

うれしはずかし夏合宿。「スクールランブル」ゲーム化第2弾が登場(1/2 ページ)

マーベラスインタラクティブは、週刊少年マガジンにて連載中の「スクールランブル」ゲーム化第2弾として、PS2用ソフト「スクールランブル二学期 恐怖の(?)夏合宿! 洋館に幽霊現る!? お宝を巡って真っ向勝負!!!の巻」を発売する。

advertisement
photo

 マーベラスインタラクティブは、週刊少年マガジンにて連載されている「スクールランブル」のゲーム化第2弾として、プレイステーション 2用ソフト「スクールランブル二学期 恐怖の(?)夏合宿! 洋館に幽霊現る!? お宝を巡って真っ向勝負!!!の巻」(以下、スクラン2)を、2006年7月20日に発売する。価格は通常版が7140円(税込)、限定版は9240円(税込)。

スクラン2ストーリー

photo

 「予算余ってるし……合宿、一緒に来ない?」

 ひょんなことから、晶から茶道部の合宿に誘われた、塚本天満とおなじみの面々。そして、自分に内緒で八雲ともども茶道部の合宿が行われていることをどこからか聞きつけた花井たち一行。半ば強引ながらもスクールランブルの主要メンバーたちがそろう。

 花火大会・海水浴と脱線しつつも夏の合宿を満喫していく天満たち。 そんな折、晶が一枚の地図を皆に見せる。

 「なんか、怪しい地図を拾ったわ……。宝の地図かしら?」
 「烏丸君に……」
 「天満ちゃんに!!」
 「おいおい……宝って……」

 “宝”の一言に色めき立つ各メンバー(といってもごく一部だけど)。それぞれの思惑をはらみつつも宝探しが始まった。ところが、地図の示す先は怪しげな洋館……。ほんの軽い気持ちで始めた宝探しが阿鼻叫喚の地獄絵図と化していく……。本格ホラー(?)で送るスクランブルアドベンチャーが、今始まる!!



 ここからも分かるように、スクラン2の舞台は夏、そして茶道部合宿となっている。ストーリーはコミックともアニメともまったく異なる、完全オリジナルで進行。茶道部合宿や宝探しの話をメインに、いくつものサイドストーリーが展開するという。また、登場キャラクターはすべてアニメ「スクールランブル二学期」と同じキャストによるフルボイス仕様となっており、同様に、ゲーム本編で使用されているグラフィックも、すべてスタジオコメットによる描き下ろしとなっている。

photophotophoto スクラン2イベントCG

今度のスクランは多様な視点で多様なストーリーを楽しむ

 スクラン2のコンセプト、それは“多様なキャラ視点による多様なストーリーを楽しませる”ことにある。このためのキモとなるのが、複数視点キャラによるストーリー進行を可能にした「マルチ視点システム」、マルチ視点と組み合わさりさまざまな展開を実現させる「シナリオマルチチェンジ」、パートナー選択による1対1の独自イベント「パートナーイベント」という3つの要素だ。

●マルチ視点システム

 原作、アニメ、ゲーム、すべての「スクールランブル」を語るうえで、忘れてはならいのがサブキャラクターの充実度だろう。時には主人公の天満すらもかすませてしまうほどの個性を持ったサブキャラクターたちだが、本作はそれを生かし、サブキャラクターによる視点が用意されている。

 しかもこのサブキャラクター視点は、ゲームの(一応の)最終目的である“「宝探し」の手がかりに近づく可能性が大きくなる”ことに対して、重要な役割を担っているという。ただし、視点の選び方がうまくいかなければ手がかりが得られない可能性も充分にあるとのこと。

photo 天満と播磨のキャラクターセレクトが発生
photo 天満視点
photo 播磨視点

 ちなみにシナリオは全部で5つの章に分かれており、章を1つずつ進めていくことになる。1つの章をクリアし次の章に行く際、視点選択画面に移行することになるが、ここで複数キャラクターの視点に選択することができるという。1つの視点で継続してプレイするもよし、複数の視点で宝探しの手がかりを得るもよし、幅広い遊び方が生まれたと言えるだろう。

●シナリオマルチチェンジ

 サブキャラクター視点をさらに生かしたもの、それが「シナリオマルチチェンジ」となる。シナリオマルチチェンジは、さまざまなキャラクターの視点によるストーリーを進めることで、別の視点のキャラクターのストーリーに影響を及ぼすというもので、同じシーンでも別キャラクターの視点をプレイすることで、キャラクターのリアクションが変わったり、選択肢が出現するという。

 一度プレイしただけでは、そのすべてを見ることはかなわないであろうスクラン2だけに、シナリオマルチチェンジの導入により、何回でも繰り返し遊びたくなるのはもちろん、各キャラクターのストーリー展開が膨らむことは間違いなさそうだ。

photophotophoto

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

       | 次のページへ
ページトップに戻る