もうすぐ発売。気になる「.hack//G.U.」のファン感謝祭に潜入してきた(1/2 ページ)
GW最終日、都内でプレイステーション 2ソフト「.hack//G.U.」発売に先がけたファン感謝イベントが開催された。悪天候のせいか、予想以上に最寄駅の人通りが少ない。不安に思いながら会場に入ると、そこは.hackファンで溢れていた。
ゴールデンウィーク最終日の5月7日、都内で「.hack//G.U. 感謝祭誕」が行われた。.hack//G.U 感謝祭誕は、5月18日に迫ったプレイステーション 2ソフト「.hack//G.U.Vol.1再誕」の発売直前に開催されたファン感謝祭。司会は「.hack//G.U.RADIO ハセヲセット」のパーソナリティの榎本温子さんと.hackプロジェクト総合プロデューサーを務めるバンダイナムコゲームスの内山大輔氏が担当した。GW最終日にもかかわらずあいにく天気といった感じだったが、会場に空席はない。.hackの人気の高さ、そして完全新作となる作品の期待度がそこに表れていた。
まず、TVアニメ.hack//ROOTSに出演する、東地宏樹さん(オーヴァン役)、豊口めぐみさん(タビー役)、三宅健太さん(俵屋役)の3人、そしてテレビ東京プロデューサーの東不可止氏が登場する。東氏は、.hack//ROOTSがテレビ東京公式アニメサイトのアクセスランキングでTOPを取ったと発表し、会場を沸かせた。同氏は「ゲームとアニメの主人公が一緒なので、より分かりやすくまたより謎めいた物語になっている」と話す。
途中イベントに出席できなかった出演者からのビデオメッセージや、真下監督からのメールが届いた。真下監督のメールには2つの質問が書かれており、「一番お酒が強い人は誰か」という問いに対し、東地さんと豊口さんが「お酒が強い人というか、一番量飲むのは三宅くん。ビールはピッチャーで頼んでます。彼は現場のアイドルですね。毎週必ずネタを作ってくれるんです」と明かし、話題の三宅さんが「本能のまま仕事をさせていただいています」と返す。3人の会話だけで現場のチームワークの良さを垣間見ることができた。また「アフレコ開始から1カ月が経ち、スタッフに言いたいことがあるのでは?」という質問では、豊口さんから「自由にやらせていただいています。ありがとうございます。そしてお体大切に」という監督への感謝の気持ちと思いやりの言葉が送られた。
角川書店から発売されている専門誌「.hack//G.U.The World」についても語られた。同誌は4月から隔月から月刊誌となり、5月28日発売のVol.5からゲーム攻略が解説されている。また同誌にはコミックが掲載されているのだが、その中で4コママンガ「.hack//4koma」がスクリーンで紹介されると、急きょ出席した声優陣が役を割り振りセリフを読み上げるという、うれしい出来事もあった。
5話までの放送が終了しているhack//ROOTSだが、声優陣にさえも明らかにされていない内容がまだまだたくさんあるという。「前半のコアとなるウイルスコア、ゲートハッキングの行方を見つつ、フィロと俵屋に注視するといいです。5月18日にゲームを始めたら、アニメを1話から見直してほしい。こんな人がこんなところにという感じで謎が解けていきます」と東氏は言葉を選びながらも今後のアニメの展開を教えてくれた。
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