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“MGS祭り”は1時間ごとに繰り返された――WiiやDSタイトルもE3 2006「コナミブース」

E3 2006のコナミブースは「メタルギアソリッド4」が大人気。MGS関連以外にもWii版「Elebits」、PS3版「Coded Arms Assult」、Xbox 360版「Winning Eleven: Pro Evolution Soccer 2007」などの次世代機向けソフト、そしてPSP版「Silent Hill Origins」をはじめと新規タイトルが満載だ。

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 今回の一番人気は、当然のようにブース正面のスクリーンで1時間ごとに会場で流されたプレイステーション 3版「メタルギアソリッド4」のトレイラー映像だ。E3会場で初公開された15分にもわたるこのトレイラーは、「MGS2」後の世界観が描かれた(ファンにとっては必見の!)内容で、毎回オープニングが始まるたび周囲はあっという間に黒山の人だかり。特に初日のコナミブースはほぼ全員が立ち止まるため、毎回通路の外まで人が溢れかえる凄まじい大混雑っぷりに。この貴重なトレイラーはE3開幕と同時に小島プロダクションのE3特設サイトで配信されているので、とにかくご覧になっていただきたい。

その他小島秀夫監督率いる小島プロダクション作品ではPSP版の諜報潜入アクション「METAL GEAR SOLID PORTABLE OPS」、インタラクティブなデジタルコミックが楽しめる「Metal Gear Solid Digital Graphic Novel(邦題: メタルギアソリッド バンドデシネ)」、そしてニンテンドーDS版「Lunar Knights」の4作品が発表。またブース内に目を向けると初公開タイトルも多く出展されており、モバイル系ゲームをあわせれば40タイトル以上がそろっていた。前々日に開催されたコナミE3カンファレンスの内容をふまえ、そのなかから次世代機タイトル、また日本でも話題を集めそうなものを中心に紹介していこう。

PSP版でも今年はMGS関連が熱い。特に「METAL GEAR SOLID PORTABLE OPS」はカードバトルの要素が強かった「METAL GEAR ACID」とは違い、「メタルギアソリッド」の原点でもあるスニーキングアクションが楽しめるようになっている。ニンテンドーDSの新作「Lunar Kngits」も、DSのタッチペンや内蔵されている時計の機能を使い、実時間とゲームの中の世界を24時間連動させた様々なアイデアが盛り込まれている。

Wii用のタイトルとして初公開された、かわいいキャラクター達が画面の中を飛び交う「Elebits」。ゲームの中の物を動かしてElebitsを捜す“隠れんぼ”なゲームで、コナミブースでは映像出展のみとなっていたがプレイアブルは任天堂ブースにて出展されていた(プレイリポートはこちら)。「テレビの中にあるものを実際に触っている感覚」が楽しめる斬新なコンセプトの作品だ
プレイステーション3向けに開発が進められている新作FPS「「CODED ARMS ASSAULT」がトレイラー出展。ネットワーク上での戦いを舞台にしたバーチャルな世界観が独特の魅力となっていたPSP版から一気に世界観が進歩し、SF感覚とミリタリー色が融合したオリジナリティのあるFPS作品となっている。なおPSP版の続編となる「CODED ARMS CONTAGION」も、プレイアブル出展されていた。こちらは最大8人対戦が可能
こちらもトレイラーのみの出展となるが、現実と非現実の境を描いたPSの名作ホラーアクション「サイレントヒル」のPSP移植版「Sillent Hill: Origins」も登場。なお会場では「サイレントヒル」の世界をデジタルコミック化したPSP向けのUMDビデオ「THE SILENT HILL EXPERIENCE」も出展されていた

「悪魔城ドラキュラ」生誕15周年を記念して発表された、ニンテンドーDS版新作「Castlevania Portrait of Ruin」。海外で発売された「Castlevania BLOODLINES」の続編で、鞭使いのヒーローと魔法使いのヒロインを切り替えながら進む横スクロールアクションゲームとなっている。日本での発売は未定
コナミの音ゲー“BEMANI”関連のアーケード作品のうち、海外で今も根強い人気を誇るのが「ダンスダンスレボリューション」だ。ブースではオンラインによる4人同時対戦を可能にしたXbox版「Dance Dance Revolution ULTRAMIX4」と「Dance Dance Revolution UNIVERSE」、アーケードとPS2版の新作「Dance Dance Revolution SuperNOVA」が出展されていた(会場でもかなりの強者達が華麗に踊りまくってました)。PS2版「Karaoke Revolution?: American Idol」も特設ルームなど出展されており、DDRのような体感系音ゲーもはや定番のジャンルとして親しまれている。ブース内には海外アーケードの「beatmania II DX 13 DitoreD」「Guitar Freaks V2」も置かれており、来場者が楽しく遊んでいた

コンセプトが非常にユニークなPSP版「Brooktown High Senior Year」。テーマは”FPD=First Person Dating”、日本で言えば”高校生達の恋愛シミュレーション(要は海外版「ときメモ」なのだ)”で、適切な会話を選び女の子達と仲良くなっていくというアドベンチャー形式のデートゲームだ。残念ながら日本での発売はなさそうだが、発想としては非常に面白い
日本での発売は未定なものも多いが、今年のコナミはモバイル系のゲームが多く出展されていた。特にPSP関連の新作タイトルは「Brooktown High」「Online Chess Kingdoms」「Winx Club Join the Club」「Yu-Gi-Oh! GX」「Rengoku」など数多く発表されており、海外でのPSP人気を感じさせるものとなっていた

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