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そして完結へ――Wii27番勝負E3 2006「Wii27番勝負」(その10)(1/3 ページ)

プレイアブルで展示されているWiiタイトルを全部プレイしようと始まったこの企画。「Elebits」、「MADDEN NFL 07」、「TONY HAWK'S DOWNHILL JAM」、「SpongeBob SquarePants:Creature from the Krusty Krab」に加えて、番外編のバーチャルコンソールで締めと行きましょう。

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光線を操作してエレビッツを集めろ――「Elebits」

 「Elebits」は、コナミデジタルエンタテインメントの向峠慎吾氏がプロデューサーをつとめる作品。Wiiリモコンで光線を操作しながらものを動かし、隠れているエレビッツを見つけて集める、というゲームだ。

 こちらも操作は簡単で、Wiiリモコンで動かしたいもの、もしくはエレビッツを指定してAボタンもしくはBボタンを押すだけ。自分の移動はヌンチャクのスティックコントローラで行う。E3 2006バージョンでは、3分間にどれだけ集められるかをプレイするものとなっていた。

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画像画像 今回のステージ(?)は台所。動かしたいもの、開けたい扉などを指定したらAボタンを押してキャプチャ。押しながら動かすと、ものが動いたり、扉が開く。右の写真のように、ボタンを押しながらコントローラーを回すと、蛇口をひねることもできる

画像画像 エレビッツを見つけたらすかさずキャプチャ。引き出しの中や冷蔵庫の中、果ては電子レンジの中などには大量に隠れているときがあるので、一気につかまえよう

画像画像 気持ちよかったのがこの「HOMING LASER」。台所にはときに緑色のボールが隠れていることがあり、これをキャプチャしたあと振り回すと、その力をもらえる。15秒間だけ有効で、一度に8個の光線を出すことができるので、一気にキャプチャ可能となる

 体験できたのは3分間のみだし、どのようなストーリーになるのかも分からないが、重力なんてお構いなしに冷蔵庫を移動させたり、はては片付けを気にせず台所の上のものを散らかしてエレビッツを探す操作には不思議な快感を持った。

選手をポイントして指示を出せ――「MADDEN NFL 07」

 最初にお断りしておくが、残念ながら筆者はアメフトのルールに明るくない。ただし、いまを去ることン十年前、小学校6年生の時に来た第1次アメフトブームの時には、ニューヨーク・ジェッツの筆箱とか文具入れとか、グリーンベイ・パッカーズの消しゴムだとか言うグッズを集めていたので、ファンといえばファンなのだろう。

 それはさておき、エレクトロニック・アーツの「MADDEN NFL 07」は、Wiiのほかにもプレイステーション 3、PSP、ニンテンドーDS、Xbox 360、ゲームボーイアドバンス、ゲームキューブといった、すべてのプラットフォームで発売されることが決定しているが、ほかのプラットフォームがボタンとキーパッドで操作するのに対して、Wiiでの操作は直接的で、明らかに異なる“ゲーム体験”が可能となっている。

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 何よりも分かりやすいのは、パスやキックといった操作を、Wiiリモコンを使って行うこと。下から上に振ることでキック、手を挙げた状態で、まさにボールを投げるような形でスナップをきかせて操作するとパス、といったところだ。

 E3 2006バージョンにはチュートリアルが用意されており、まずはパスやキックの基本操作から学ぶことになる。

画像 まずはパスの練習から。十字キーの上下左右とAボタンのいずれかを押すように、選手の上にアイコンが出ているので、そのキーを押しながらWiiリモコンを使ってパスを出す
画像 次にキックの練習。下から上に振り上げるだけだが、まっすぐに振らないとボールが曲がってしまう。肩を軸に回転してしまうので、初めのうちはどうしても曲がってしまうが、2、3回練習したら慣れた

 一通り練習が終わったらいよいよ試合だ。試合ではフォーメーションの指定ができるほか、Wiiリモコンで選手をポイントしてAボタンを押すと操作可能となるので、ヌンチャクにあるスティックコントローラで動かしてプレイすることも可能だ。

画像 いよいよ試合開始
画像 攻撃フォーメーションを指定

画像 キックオフ、そしてパス
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 今回はプレイ時間も短く、かつ最初に述べたようにルールもさっぱり分からない状態のプレイであったが、選手をポイントする、指示を出す、上から振って投げる、下から振り上げてキックするといった操作は直感的で、楽しくプレイできた。今度はルールをしっかりと把握してリベンジだ!

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