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またまたマリオがバスケしちゃいます――ニンテンドーDS新作情報3本立てE3 2006「任天堂ブース」

Wiiのプレイアブル出展にばかり目がいきがちな任天堂ブース。しかし、今が旬のニンテンドーDSのラインアップに彩りを添えるであろう、充実の最新作たちにも注目していきたい。ここでは任天堂発の3つのニンテンドーDS新タイトルをご紹介しよう。

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ニンテンドーDSコーナーもなかなかの盛況っぷりだった

ボールさばきは全てタッチで!――「Mario Hoops 3-on-3」

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 ゲームキューブの「NBAストリートV3 マリオでダンク」でバスケットボールに挑戦したマリオたちが、今度は3オン3のバスケでニンテンドーDSに登場する。開発がスクウェア・エニックスであることも話題のこのタイトルを実際にプレイしてみた。

 基本的な移動は十字キーで行う。そして、それ以外の動きに関してはボタンを一切使う必要はなく、全てタッチペンで繰り出すことになる。ペンをつんつんとつつけばドリブル。これは非常に直感的な動作が可能。敵が右から攻めてきたら自キャラの左側をつついて回避。反対から別のキャラが攻めてきたら右側をつんつんと叩けばOKだ。パスは渡したい人の方向に向けてペンをしゅっと走らせるだけ。敵からボールを奪いたければペンを上から下に走らせ、シュートを決めるときは下から上に走らせる。といった感じで、やれば一発で理解できるとっつきやすい操作方法だ。

画像画像 おなじみのマリオとその仲間たちが熱いバスケを繰り広げる!

 また、シュートをする際のポジションとタイミングがよければ、ド派手な演出で豪快なダンクシュートを決めることができる。最初はよくわからなかったが、数分のプレイのあいだにコツをつかみ、気持ちよいダンクシュートを決めることができるようになった。操作は直感的であると同時に非常に快適で、3オン3の楽しさが十分に伝わるものになっていた。E3のプレイアブル版では対戦プレイができなかったが、ぜひとも友人との対戦プレイをしてみたい、と思わせる作品だった。

画像画像 得点は通常の3オン3とは異なり、マリオ世界独自の得点システム。うまいプレイで華麗に大技を決めれば入る得点も多くなるようだ

ミニマリオをゴールに導け――「Mario vs. Donkey Kong2:March of the Minis」

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 ゲームボーイアドバンスで発売された「マリオvs.ドンキーコング」の続編。E3でプレイできたのはゼンマイ仕掛けのミニマリオたちをゴールに導く、パズル要素の強い内容だった。

 ミニマリオをタッチペンでつつくと「ハッ!」と起こされたかのようにミニマリオが動き出す。その後ミニマリオは前進していくのだが、フィールド上にはミニマリオの行く手を阻む障害物が存在するので、それらの危険からミニマリオを守ってやらねばならない。落ちたら串刺しになってしまう穴の上をタッチしてピンク色のブロックを出してあげる、という操作でミニマリオをまっすぐ安全に運んだり、上にゴールがあるのにミニマリオが下にいる場合は、ジャンプ台のところまで導いてジャンプさせてあげたり、そういった作業の積み重ねでクリアをしていくゲームだった。

画像 ゼンマイ仕掛けのミニマリオの前にヘイホーが立ちふさがる

 最初は簡単にクリアできるステージが用意されていたが、段階的に難易度がアップし、ゴールさせねばならないミニマリオの数や、トリッキーな障害物が増えるので、なかなかどうして一筋縄ではいかない印象を受けた。ゴールへの道筋も1つとは限らないので、じっくり腰を据えてベストルートや攻略法を発見するのが楽しい、アクションパズルに仕上がりそうだ。


画像画像 たくさんのミニマリオをどの順番でゴールさせればよいのか、頭を悩ませることになるだろう

バブルを壊したり、バブルを混ぜたり――「Kirby」

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 「タッチ!カービィ」でニンテンドーDSデビューを果たしたカービィが、今度は「カービィ」本編の正式な続編で登場だ。英語表記タイトルは「Kirby」となっているが、おそらく邦題では何らかのサブタイトルがつくものと思われる。続報を待とう。

 さて。実際にプレイをしてみると、これが実にちゃんとカービィなのである。十字キーで移動し、Aボタンでジャンプ(いつものようにふわふわと飛んでいける)、Bボタンで吸い込み(もちろん敵を吸い込んだあとは敵の能力を利用した攻撃を出すことができる)、という従来通りの操作方法だ。相変わらずの愛らしいカービィやフィールド画面、敵キャラなども健在でファンも納得の出来映えになっている。

画像画像 カービィがニンテンドーDSで新たな冒険に出る

 ではニンテンドーDSの2画面とタッチスクリーンは活かされていないのかというと、さにあらず。ちゃんと新しいインタフェースを活かした新機能がある。上画面がプレイ画面なのに対して、下画面は何やらアイテムなどを表示できるメニュー画面のようなおもむき。ステージを進めていくと手に入るバブルがここにストックされる。

 バブルの中にはそれぞれ多種多様なアイテムが入っており、これらをいつでも使うことができる。バブルにタッチすれば「Burst Bubbles」ということで、アイテムが使用できる。そしてバブルとバブルをタッチペンで引き寄せて重ねると「Mix Bubbles」という機能でアイテムの合成ができるのだ。おそらく今作のキモは「Mix Bubbles」によるアイテム合成なのではないだろうか。何ができるのかわくわくしながら、いろんなバブルの収集と合成にハマれる内容に期待が持てそうだった。

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