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モップやコショウまで武器にして戦う“あの刑事”が帰ってきた「SEGA AGES 2500シリーズ Vol.26 ダイナマイト刑事」レビュー(3/4 ページ)

セガサターンでカルト的な人気を博した「ダイナマイト刑事」が、多彩な新モードや遊び心あふれる新要素の数々を盛り込んでプレイステーション 2に復活。グラフィックも大幅にグレードアップしているというプレイステーション 2版で、一番気になるのは「大統領の娘がどう変わったか」だったりして。

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新モード、コスプレ、ネット連動と、たっぷり楽しませてくれる

 「EASY MODE」は、先述の「DYNAMITE DEKA MODE」をベースに難易度を下げたモードで、体力ゲージが初めから2本になっている。もともと難易度が高めだった「ダイナマイト刑事」だけに、アクションゲームがあまり得意ではない方にはうれしいモードだ。違いはそれだけではなく、「EASY MODE」ではブルーノやシンディがあるゲームのキャラに変装することもできる。

画像 「EASY MODE」であるステージまで進むと、そこに怪しいスタチューが置いてある。これを取ってみると?
画像 ブルーノの周囲をカーテンが覆って、生着替えに突入。これを見ていて、「スーパージョッキー」を思い出してしまった……
画像 すると、ブルーノ刑事が「ゴールデンアックス」の主人公、アックス・バトラーに変身。シンディならティリス・フレアーのコスプレになる

 おもしろいのは、プレーヤーキャラだけでなく、一部の敵キャラもコスプレをして現れたり、ステージ上のアイテムも元のゲームに関連したものに替わること。「EASY MODE」の場合は、「ゴールデンアックス」に関連したものがいろいろと出てくる。自社のゲームをなかば自虐的にネタにしてしまうところが何ともセガらしく、セガフリークのツボをピンポイントでついてくるのでたまらない。

画像 あるステージの中ボスが、「EASY MODE」ではこの姿で登場。なお、彼は“デス・アダー”ではなくて“アダー・デ・スー”だそうなので、念のため
画像 アックスに扮したブルーノ刑事と、アダー・デ・スーの戦い。このシーンでは、音楽まで「ゴールデンアックス」のものに変わり、後ろにはチキンレッグもいる。ええと、これってダイナマイト刑事だよね……?
画像 ダイナマイト刑事シリーズの名物男“パンツマン”とのバトル。青パンツ男に白パンツ男で、いったい何のゲームで遊んでいるのかますます分からなくなってきた……

 また、初めからプレイできるモードをそれぞれクリアすると、さらに新モードがプレイできるようになる解除コマンドと、インターネットの特設ページを閲覧できるパスワードが入手できる。新モードも、基本は「DYNAMITE DEKA MODE」と同じなのだが、ルール設定やアイテムなどが異なり、コスチュームもモードごとに違うので、またひと味違ったダイナマイト刑事を楽しめる。

画像 各プレイモードをクリアすると、エンディングの後に新モードの解除コマンドと、シークレットホームページが見られるパスワードを入手できる
画像 新モードは全部で4つあり、例えば「ONE SHOT KILL MODE」は、敵味方とも一発の銃撃で即死してしまう(しかもコンティニュー不可)という、とてつもなくシビアなルール

画像 「ARREST MODE」では、通常攻撃で敵を倒すことができず、ボスを含むすべての敵(ロボット系を除く)を逮捕することが条件だ
画像 こちらは、ブルーノ刑事が「獣王記」の“ウェアウルフ”のコスプレで登場する「ALTERED BEAST MODE」。このモードでは、何もしなくても体力が徐々に減っていくので、敵を攻撃した際に落とすスピリットボールでこまめに回復しなければならない

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