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「SonyMusic ANIME FES.06」でネオロマンスが渋谷に出張

5月6日、7日、東京・渋谷周辺で開催された「SonyMusic ANIME FES.06」で、パシフィコ横浜を聖地とする「ネオロマンス」が出張ライブを行った。緊張のファーストステージの様子をお届けしよう。

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見よ、この盛り上がりを

 ゴールデンウィークも終わりに近づいた5月6日、7日、日本の代表的なアニメ作品と、そのテーマソングを歌うアーティストによるコラボレーションイベント「SonyMusic ANIME FES.06」が東京・渋谷近辺で開催された。

 「BLOOD+」や「鋼の錬金術師」、「交響詩篇エウレカセブン」に加え、「機動戦士ガンダムSEED」、「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」のライブが代々木第一体育館で大々的に催される中、その隣にあるライブハウス「SHIBUYA-AX」では、「ネオロマンス・ライヴ」が行われた。「ネオロマンス」初の出張ライブ、その緊張のファーストステージにおじゃました。

 ネオロマンスとは、コーエーが発売している女性向け恋愛ゲーム「アンジェリーク」、「遙かなる時空の中で」、「金色のコルダ」、「ネオ アンジェリーク」各シリーズの総称で、ゲーム以外にも書籍、CDと幅広く展開、この夏にはTVアニメの放送や、劇場版の公開なども予定されている。

 ネオロマンスの聖地とされるパシフィコ横浜で、作品出演者によるライブやイベントが定期的に行われているが、今回登場した先は、1階が完全立ち見の本格的なライブハウス。パシフィコ横浜のような大きなホールではないため、入場者数も限られている。開場前には整理券を持った大勢の女性が今か今かと入場待ちをしていた。

岸尾大輔さん

 1階は指定席ではないため、みんな陣取りに必死だ。前に行けば行くほど、お目当ての人を間近で拝めるので、当然気合いが入っている。開演前から会場は熱気に包まれ、じっとしていても汗ばむほどだった。

 バンド演奏が響き渡り、派手なライティングの中から出演者が姿を現す。出張先でも、熱いライブはそのままである。ロックありバラードありと、これまでと変わらない流れでライブは進んだが、大きなホールでは味わえない臨場感がとても新鮮に感じた。初のライブハウス公演とあって、出演者の表情には、緊張と喜びの両方が浮かんでいる。一方ファンはハイテンションで盛り上がっていった。

 恒例の「愛のメッセージ」コーナーでは、鳥海浩輔さん(遙かなる時の中で 十六夜 藤原泰衡役)の語る導入部に続き、神奈延年さん(アンジェリーク ランディ役)、立木文彦さん(アンジェリーク ヴィクトール役)からの“あま〜い”ささやきを聞き、ファンは半分溶けている。金色のコルダ柚木梓馬役の岸尾大輔さんが、最後も甘く締めるかと思いきや、「帰れよ」とピシャリ。幕に下がってしまった。会場からは「え〜」という不満の声も出る。本当にこれで終わりか?と思っていたところに、岸尾さんが再び登場。やっぱり甘い言葉で締め、場内は「キャー」という歓喜の声で溢れた。


GRANRODEOと2HEARTSが紹介される
熱唱する谷山紀章さん
僕たちのAnniversaryを歌うキャスト陣

 また7月から放送開始のTVアニメ「恋する天使アンジェリーク〜心のめざめる時〜」のオープニング曲「Infinite Love」と、エンディング曲「Dearest You」が紹介された。Infinite Loveは、谷山紀章さんと、ネオロマンスのバンド演奏を務める「BLOODY RUBY」のリーダー飯塚昌明さんの2人で結成された「GRANRODEO」が、Dearest Youは、立木文彦さんと森川智之さんによるユニット「2HEARTS」が歌っている。Infinite Loveにおいては、谷山さん自身が作詞を担当。両曲が初披露され、盛り上がりも最高潮になる。


エンディング

 会場全員でおなじみの「僕たちのAnniversary」を歌い、エンディングを迎えた。森川智之さんが「いつもの聖地から渋谷に場所を移しました。ライブハウスもいいですね」と話し、貴重なライブハウス初公演は終了した。終わった頃には、わたしも汗だく。運動した後の心地よい疲労感が残った。

撮影/大山雅夫


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