イケメンがあなたを淑女の世界へといざないます――「パレドゥレーヌ」アフレコ収録現場を直撃(2/2 ページ)
5月19日、工画堂スタジオがこの夏送り出す、女性向けPCゲーム「パレドゥレーヌ」のアフレコ収録が最終日を迎えた。収録後、アストラッド役の岡本寛志さんとヴィンフリート役の鈴木達央さんのおふたりを直撃。ファンのみなさんへのプレゼントもゲットしてきた。
――女性向けのゲームで気を使ったこと、演じる際に意識したことはありますか
岡本 やっぱり、交流していく中で、彼は王女に対する気持ちにも気付いていくし、王女もその好意に気付きます。恋愛のかけひき、やり取りの中で、今までの幼馴染の会話とは違う異性を意識したという雰囲気、ニュアンス、気持ちの変化ですかね、そこが一番の見せ場と思って演じました。
鈴木 一番に現実味を帯びさせなければならないと思っていました。パルドゥレーヌの舞台の中世ヨーロッパ風という世界観で、ファンタジーという色が濃いんですが、あくまでリアリティを伝えたかった。ヴィンフリートはセリフが多いので、世界観を構築する立場というものでもあったし。台本のセリフとセリフの間に、これ場所が変わってるなというのがあるんですよね。絶対に描かれない、廊下から謁見の間までの歩いている中、よくお芝居でいう行間を埋める作業をなるべくするようにしています。そうすることで言い方が変わったりだとか、ニュアンスが違うものが出てきたりするので。それをなるべく頭の中で切り替えるようにしています。
――ほかのキャラクターとのコンビネーションについてお聞かせください
岡本 自分の役とは違ってクールだったり、お堅いキャラクターとの会話は、基本的におもしろくて。アストラッドは誰とでも一緒な感じで接する人だと思うんですけど、ボクとしてはああいう人たちをみたらいじりたいみたいな、もし自分がプレーヤーだったらと考えると、両極端のふたりのやりとりとか、いかにおもしろくするかというのを意識して演じました。
鈴木 ほかの素敵な役との絡みは注目です。執政官役ということで、普段年上の人には言えないことだったりとかも、この立場だからこそできる会話があって楽しかったな。
――最後にファンへメッセージをお願いします
岡本 恋愛だけでなく、いろんなシュミレーションのあるゲームなので、いろんな楽しみがある。とことんやりこんでほしいなと思います。アストラッドをかわいいやつだなと思ってもらえればうれしいです。
鈴木 作りこんである、戦略シュミレーションなので、普通のゲームに飽きてしまって、もっとやり応えのあるゲームをしたいと思った人にもぜひプレイしてもらいたい。単純なゲームをしたいという人には「ヴィンフリートにおまかせ」というコマンドを用意しています。それを押していただければ、ボクが死ぬ気で働くので、簡単に物事が進んでプレイしやすくなります。素人さんにも玄人さんにもうけるゲームだと思います。
自分がプレーヤーだったら恋をとっていくか、戦略をとっていくかという質問に、「即位という形はなかなかありえないのでおもしろいかな」という岡本さんに対し、鈴木さんは「夢の世界なので、悪女になって恋も戦略も試し、好き放題やってみたい」と答えていた。パレドゥレーヌの楽しみ方は多様だということが分かる。この夏女性はもちろんだが、男性も夢の世界を体験してみてはいかがだろう。
おふたりから、読者のみなさんへのプレゼントを預かってきました。岡本さん、鈴木さんの直筆サイン色紙を2名様にプレゼントします。希望の方は、下記のフォームにメールアドレスとITmedia +D Gamesへのご意見・ご感想を必ずお書きの上、ご応募ください。締切は5月31日。なお当選の発表は、当選者へのご連絡を持ってかえさせていただきます。
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