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地獄の楽しみ方、伝授します――「DEAD RISING」(1/2 ページ)

大量のゾンビが徘徊する街を舞台にしたXbox 360用ソフト「DEAD RISING」。今回は主人公フランクと壮絶なスクープ合戦を繰り広げることになりそうな強力なライバルや、地獄と化した街で楽しく生き延びるための要素を紹介していく。

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 大量のゾンビが徘徊する街「ウィラメッテ」を舞台に、プレーヤーはジャーナリストであるフランクとなり、“助けのヘリが来るまでの72時間を生き延びる”、“スクープを入手する”などの目的をはたしていくXbox 360用ソフト「DEAD RISING」。

 地獄と化したウィラメッテだが、これほどの大惨事に、スクープを求めてやってきたジャーナリストはフランクだけなのか? と言えば、もちろんそんなことはない。今回はまず、フランクが72時間のサバイバルの最中にたびたび出会うことになるであろう、幾多の戦場や危険をかい潜り、スクープを手にしてきた知る人ぞ知る名カメラマン(自称)の「ケント・スワンソン」を紹介しよう。

ケント・スワンソンが語るフランクとの出会い

 フランキーとの出会い? あぁもう最悪だったよ、あのときは!
 あいつさ、オレが最ッ高のシャシンを撮ろうとカメラ構えてたら、フレームの中にフラフラ入ってきちゃったんだよね。シロウトさんはこれだから困るよ。ご大層なカメラ抱えてんのに、シャシンのイロハも知らないんだから。
 彼“も”俺と同じプロのカメラマンらしいよね。どれほどの腕前か知らないけど、あの風貌じゃたいしたシャシンは撮れるハズないよ。まぁ、あいつがさ、自分が撮ったシャシンを見てくださいってお願いしてきたら見てあげなくもないけど、オレの最高のシャシンを超えるものを撮ることなんて不可能だろうね。あははっ!

photo ちょっと、あんた! こっちはシャシン撮ってるのに入っちゃってるの! フレームに! 判る?
photo ったく! ご大層なカメラ抱えてンのに、シャシンのイロハも知らないんだから…
photo OK、フランク! おたくのシャシンを見てあげるよ。オレの最高のシャシンを超えるものが撮れるかな?

photophoto どうだ、フランク! スクープは撮れているかい? おたくのシャシンを見せてみろよ…! って、ん…? まぐれだろ?


 どちらかと言えば悪役、やられ役にも見えてしまうケントだが、ゲーム中、フランクとスクープ合戦を繰り広げることはあるのだろうか? いずれにせよ、強力なライバルの出現はフランク(プレーヤー)の進むべき道に、何らかの影響を与えることは間違いなさそうだ。

 では次に、スクープになりそうな出来事を2つ、実際のゲーム画面を交えながら取り上げていこう。ここで注目してもらいたいのは、どちらもゾンビではなく生身の人間が引き起こしている出来事であること。“人と人との醜い争い”を描くことも、本作の重要なテーマのひとつとなっているだけに、こちらもしっかりとチェックしてもらえればと思う。

●Scoop1:謎のカルト教団

photophotophoto カルト教祖らしき男が剣を持ち、両手を高々と上げ恍惚の表情を浮かべ、何やら声を張り上げている。女が1人猿ぐつわのすき間からうなり声を上げるも、教祖は気にせず何かの儀式を続けている
photophoto シネコンの入り口。黄色いフードに妙な仮面を被った集団とは別に、先ほどの教祖と、猿ぐつわされた女性が見える。どうやら仮面の集団は、このカルト教団の信者のようだ。“悪しき血を流し尽くし、魂を救済するのだぁ!”とわめく教祖。ゾンビを静めるためのいけにえを捧げているようだが……このままでは彼女は狂った信仰により殺されてしまうのは間違いない。しかも、ほかにもいけにけ候補がいるようだ。スクープのために黙認するか? それとも助けるのか? プレーヤーはここでひとつの選択を迫られることになりそうだ

●Scoop2:ゾンビ慣れした特殊部隊

photophotophoto 完全武装した隊長と思しき士官が冷静に指示を出し、音もなく素早くモールに潜入する兵士たち。徹底的に訓練された特殊部隊が突如として出現する
photophoto 圧倒的な力でゾンビをせん滅していく特殊部隊。動きには無駄がなく、彼らの後には無数のゾンビの死骸(しがい)が残されていく。ただひとつ気になるのは、いくら訓練されているとは言え、彼らがこの状況に慣れ過ぎているということ。しかも、落ち着いているというより、ゾンビと闘い慣れているという点だ。彼らはウィラメッテの鎮圧だけが目的で投入されたのか? そもそも彼らは敵なのか? 味方なのか? 謎は多い
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