コンピュータエンターテインメント協会(以下、CESA)主催によるCESAデベロッパーズカンファレンス2006(以下、CEDEC 2006)が、8月30日(水)〜9月1日(金)の3日間、昭和女子大学において開催される。そのカンファレンスプログラムがこの度決定した。
国内最大規模の業界カンファレンスであるCEDECは、技術面で我国のゲーム産業の競争力を支える中心的機能を担う機会として、最新のゲームテクノロジーを積極的に発信し、情報の共有化と開発環境の向上を図るという意義の元実施されている。デベロッパーの交流、そしてコミュニティの形成を促進し、急速に変化するゲーム業界において、新しい試みにチャレンジし続けるデベロッパーをサポートするものだ。
今回のCEDEC 2006に参加することでデベロッパーの技術力や知識が向上するとともに、集まったデベロッパー同士の情報交流を通して個々のビジョンをより明確に創造できることから、CEDECが将来のゲーム業界を形作る場であることを伝えるメッセージとして、「VISION OF GAMES」というテーマを採用している。
今年で8回目となるCEDEC 2006では、スクウェア・エニックス代表取締役社長 和田 洋一氏やエンターブレイン代表取締役社長 ファミ通グループ代表 浜村 弘一氏、またマイクロソフトからも講師を招いての基調講演を実施する予定とのこと。次世代への戦略と展望が語られる。
3日間で行われるセッションプログラムは過去最大規模となる予定で、「プログラミング」、「ゲームデザイン」、「ビジュアルアーツ」、「サウンド」、「モバイル」、「プロデュース」、「ビジネス&ロウ」、「ネットワーク」の8つのジャンルに分類し、その年の技術・ビジネス動向を反映し、最新の技術情報とテクニックが満載の内容となる。
受講申込みは6月26日(月)よりCEDEC公式サイトにて受付を開始している。7月31日までの申込に限り、レギュラーパスのみだが早期申込割引価格も用意されている。基調講演とスポンサーシッププログラムは無料で受講可能だが、ほかは以下の料金体系となっている。レギュラーパス(3日間有効)がCESA会員で2万5000円、一般で5万円。デイリーパス(いずれか1日のみ有効)がCESA会員で1万円、一般で2万円。早期申込割引価格(レギュラーパスのみ)がCESA会員で2万円、一般で4万円となっている。なお、学生はCESA会員料金が適用される。
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