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NHN Japanは、6月27日に発覚した、同社が運営するゲームポータルサイト「ハンゲーム」のコンテンツ、MMORPG「Xenepic Online」の管理運営サーバからユーザー登録情報が流出した件についての、補償および再発防止策を発表した。
今回対象となるユーザー(29万7805件のゲームID)への補償として、500円相当のゼネピックポイント(ゲーム内ポイント)を7月12日午後1時ごろ配布する。また同社は、再発防止のため下記施策を徹底して行うとしている。
■ゲームサーバの定期的な監査
ゲームサーバにセキュリティ対策が施されているか、アップロードされたデータに異常がないか、定期的に監査を実施。また、ファイルの更新状況把握のための監査システム導入をゲームガーデンにて検討する。
■サーバ管理者権限の管理強化
サーバ運営管理にあたって、サーバのユーザーアカウントの共有を禁止。担当者ごとの権限を割り当て管理し、定期的にチェックすることを徹底する。
■サーバ運用マニュアルの見直し
ゲームガーデンでの、ゲームサーバの管理にあたって、責任権限を明確にし、主たる管理者を定め、マニュアルに変更があった場合には、速やかに更新を行うことを徹底する。
■不必要な個人情報の不保持
ゲームガーデンは、6月28日Xenepic Onlineサーバの管理に必要のないユーザー情報をすべて抹消し、今後も保持しないようにシステム変更を実施した。
なお7月31日まで、ユーザーから本件に関する専用問い合わせ窓口を設置している。
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