エレクトロニック・アーツ(以下、EA)は、ニンテンドーWii用ソフトの第1弾ラインアップを北米時間の7月13日に発表した。
すでに同社では6タイトルのWii用タイトルの開発に着手しており、EA人気シリーズでもある「ニード・フォー・スピード」、「ゴッドファーザー」、「ハリー・ポッター」、「SSX」、「タイガー・ウッズ PGA TOUR」及び「マッデンNFL」のタイトルが挙げられている。「マッデンNFL」などは、今年5月に行われたE3 2006での会場でも体験できたが、いずれもEAの人気シリーズを用い、Wii特有のハードの性能と画期的なコントローラを最大限に生かしたゲーム性を実現すべく、特別に設計されているとのこと。
EAのゼネラルマネージャー兼シニアバイスプレジデントのジョン・シャパート氏は、「最初に“マッデンNFL”でWiiの研究を始めたとき、Wiiのハードとコントローラがもたらす素晴らしい可能性に開発チーム全員のクリエイティビティが一気に刺激され、革新的なアイディアが次々に生まれました。Wiiは、EAの世界的な大ヒットシリーズを、今まで誰も想像しなかったフレッシュな体験ができる新しいゲームに生まれ変わらせるでしょう。このハードは、ゲームの新しい形を生み出す上で本当に底知れない可能性を秘めています」とコメントを寄せている。
また、ニンテンドー・オブ・アメリカのプレジデント兼COOであるレジー・フィザメイ氏は、「EAの素晴らしいゲームコンテンツとWiiのユニークな操作性が一体となることで、プレーヤーの心を躍らせ、ゲームに新しい命を吹き込む卓越した作品が生まれると確信しています」と述べている。
EAでは6タイトル以外にもWii対応タイトルを複数開発中であり、これらについても数カ月以内に発表できるとしている。
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