国産オンラインゲームには“かわいい”がいっぱい――「とぅいんくる」記者発表会
7月24日、ガイアックスがメイド喫茶で着せ替えオンラインレーシングゲーム「とぅいんくる」の現状報告を兼ねた記者発表会を開催した。
本日ガイアックスは、着せ替えオンラインレーシングゲーム「とぅいんくる」の記者発表会を東京・秋葉原のメイド喫茶 めいどinじゃぱんにて開催し、8月1日開始予定のオープンβテストの詳細と現在の開発進捗状況の報告を行った。
「2006年3月にクローズドβサービスを実施しており、その際寄せられたユーザーの声を極力反映し、ようやくオープンβテストに至ることができた」と語るガイアックス代表取締役副社長 COO 中島裕氏は、「さらに一皮剥けている」と開発が順調であることを強調する。続いて登壇した本作エグゼクティブプロデューサー越知雄一氏は、自社のスケジュールを発表。オンラインゲームポータルサイト「ムポー」を提供中のガイアックスだが、その登録者数は徐々に伸びていると説明する。「天晴/からくりボーリング」と「超学校 SCHOOL ARENA」が2007年サービス開始予定であることも改めて発表した。
「とぅいんくる」は架空の世界“アルゴ星座”を舞台にしたオンラインレースゲーム。レースはネットを介して6人まで同時対戦可能で、プレーヤーキャラクターは星型乗用生物“とぅいんくる”に乗り、アルゴ星座のさまざまな星でレースを行う。キャラクターの衣裳を自分の好みにカスタマイズでき、“とぅいんくる”は与えたエサ(アイテム)と世話の仕方によって特徴や性能が変化していくという育成ゲームの要素を持っている。また、キャラクターボイスに神田朱未さんを起用するなど、声についても力を入れている。
開発にあたっているリヴィール ラボラトリ代表取締役社長COOの田中泰生氏は、本作の魅力について「キャラクターがかわいい」、「レースゲームといえアクション性の高いゲームになっている」、「育成機能」、「声優」と4つの点を挙げる。キャラクターには、ユーザーが愛着を持てる要素を多面的に分析し、さまざまな趣向に合致できる性格と容姿を持たせているという。単なるレースゲームではなく、さまざまな要素をすべて詰め込んでいると自信を覗かせる。田中氏は「国産オンラインゲームである本作には、日本人である僕たちがかわいいと思えるすべてがある」と世界に日本の“かわいい”とはこういうことだと伝えたいのだとか。
最後に本作プロデューサー・Tank★MUSASHINO氏が、7月21日で募集を締め切った「とぅいんくるガールズ(仮)」のオーディションについて改めて解説。新キャラクターのボイスキャストにもなれ、さらにプロモーションやテーマソングでのデビュー、公式サイト内でのウェブラジオでのパーソナリティなどの活動が予定されているという。8月27日には公開オーディションも開催されるので、興味のある方は後日発表されるリリースに注目しておいてほしい。
先日台湾での海外展開も発表され、ますます本サービスに向け加速する本作は、7月28日にゲームプログラム先行ダウンロードが開始され、8月1日にオープンβテストを開始。ただし、オープンβテスト期間は毎日15時30分〜23時までの時間限定で行われる(8月5日のみ15時30分〜8月6日の23時まで)。8月10日23時にテストは終了される。正式サービスの開始時期についてはいまだ未定となっているものの、オープンβテスト終了後には調整し発表したいとしている。
(C)Reveal Lab. Reveal Games 2006
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