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スターパネルをゲットだぜ! 「クインティ」ゲイムマンの「レトロゲームが大好きだ」(3/3 ページ)

「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」もうすぐ発売だぞ記念! ポケモンを作った田尻智氏とゲームフリークのデビュー作、「クインティ」(ナムコ)を取り上げてみました。果たしてゲイムマンは、クインティを倒せるのか?

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ゲイムマンに予期せぬ災難が!

 8つの建物をクリアーしたので、ついに中央の城へ行けるようになった。

 ここでは、今まで戦った敵が順番に出てくる。ラウンド1はウォークマン。エナミーブロックが厄介だ。5分を費やすも、無事ラウンド2へ。ここでゲイムマンの身に、信じられない災難が降りかかる。

 近くに置いていた水をこぼしてしまって、それが電話機にかかり、電話機が壊れてしまったのだ!

 水をふいたが直らない。ケーブルを抜いたりまたつないだりするが、うんともすんともいわない。結局、「乾いたら直るかも」と思って、そのまま放置してゲームを再開。7分間のタイムロス。

 プランプ、ジャンパー、バレリーナと順調に倒していく。飛ぶタイミングの違う2種類のアクロバットには苦戦するが、これもクリアー。

 スイマー面では、またしてもエナミーパネルに大苦戦。スイマーの蹴りで勝手にエナミーパネルが現れ、勝手にスイマーが増えていく。20回め、スイマーが隅っこに集まったところを倒し、ようやくクリアー。

画像 カートンの兄貴たち、実はジェニーに横恋慕してるのだとか。迷惑な話である

 アーティスト、ミミーも倒し、ラウンド9のボスへ。ボスはカートンの兄・プラム。

 動きにさえ気をつければ、やっぱり楽な相手だ。プラムを倒し、クインティの待つラウンド10へ向かう。

 いよいよクインティと、最後の対決……と思ったら、クインティはカートンをひっ捕まえて、画面上から飛び出した!

 天空の城で、新たなラウンドに突入。今まで見たこともない敵に遭遇した。コサックダンスをしながらパネルを蹴ってくる。

画像 クインティが向かった先は、雲の上にそびえ立つ「天空の城」。ゲームはまだ終わらない
画像 ラウンド2で、またエナミーパネルを勝手にめくられて、行き詰まる

 ゲーム開始からちょうど4時間(中断7分含む)。疲れてきた。

 続きは次の日にまたやりたいが、「クインティ」には、コンティニューはあってもセーブ機能がない。電源を落としたら、また最初からやり直しなのだ。個人的には、これがこのゲーム唯一の不満点。

 もっとも、1990年代の初頭までは、かなり長いアクションゲームでも、セーブはないのが普通だった。

 「クインティ」は、続編もなければ、リメイクもされていない。セーブ機能をつけて、ぜひ今のゲーム機向けにリメイクしてほしいゲームである。

 ついでに、同じゲームフリークが作った、「パルスマン」(セガ、メガドライブ)や「ジェリーボーイ」(EPICソニー、スーパーファミコン)、「まじかる☆タルるートくん」(セガ、メガドライブ)も、同じようにリメイクしてほしいと思う。

クインティと15分間の激闘

 プレイを再開しよう。ようやくラウンド2を脱出すると、ラウンド3、4、5と順調に進む。

 ラウンド6。コサックの蹴りで、エナミーパネルと、上を通れないメタルパネルが、あっちこっちからわいて出る。6分30秒かかってクリアー。

 ラウンド7と8は、アタックパネルを利用してクリアー。ラウンド9もエナミーパネルに苦しめられたが、コサック同士での同士討ちがあって、数が減っていたので、勝てた。

画像 画面だけ見たら、クインティが主人公のように見える

 ラウンド10。今度こそクインティとの一騎討ちだ。

 クインティが魔法らしきものを飛ばしてきた。カートンにそれが当たると、なんとカートンがスイマーになった! そしてやられた。

 クインティは魔法をかけて、カートンを一定時間、敵キャラのどれかに変えてしまうのだ。

 ゲイムマンVSクインティ(2回戦)。ウォークマンになったところで、クインティに接触して負け。

 ゲイムマンVSクインティ(14回戦)。ジャンパーになったところを、クインティにふっ飛ばされて負け。

 つらい戦いになった。ウォークマンやジャンパーになったが最後、何もできずに逃げ回るしかない。

 ゲイムマンVSクインティ(17回戦)。わざとスイマーになって、蹴り足で攻撃する作戦。だが魔法が解けたところで、すかさず次の魔法をかけられ、バレリーナにさせられてしまって負け。

 本気で対策を練ることにした。ホワイトボードは持ってないから、手持ちのノートにメモを取る。

 クインティが出す魔法の順番は決まっている。1発めは、カートンをスイマーに変える魔法。2発めはウォークマンに変える魔法。以下、ジャンパー、バレリーナ、コサック、アーティスト、ちびウォークマン、ミミーと続く。

 この中で、まともに戦えるのはコサックしかいない。そこで、魔法を4発かわし、5発めに当たる作戦に出た。

 ゲイムマンVSクインティ(39回戦)。狙いどおりコサックに変身。クインティを端に追い詰める。そして、ゲーム開始から4時間56分、ついにクインティを倒し、すべてのラウンドをクリアー!

画像 15分の激闘を制し、カートンはクインティを倒した! 見た目がカートンじゃなくなってるけど
画像 「やりました!」
画像 これが「クインティ」のエンディング。カートンはようやくジェニーと再会できた

 それにしても、5時間でこんなにヘトヘトになるんだから、12時間以上プレイする有野さんって、すごいと思った。

 あと、電話機が乾いたら直ってたんでホッとした。

 翌日、アスキーの「ゲーム年鑑1989」を見たら、何と「クインティ」に裏面があることがわかった!

 スタートボタンとセレクトボタンを押しながら電源を入れると、タイトル画面に「EXTRA」の文字が現れ、裏面をプレイすることができるのだ。

 やってみた。裏面にはマップ画面がなく、ラウンド1から順番に攻略しなくてはならない。

 裏面だけあってさすがに難しい。何とかラウンド40まで進むが、そこに現れたボス(動きの速いアクロバット6体)がどうしても倒せない。

 ……すいません、ここでギブアップということで。

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