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「サクラ大戦・歌謡ショウ」 堂々の完結――「新・愛ゆえに」をダイジェスト版でお届け(1/2 ページ)
青山劇場にて公演中の「サクラ大戦・歌謡ショウ ファイナル公演『新・愛ゆえに』」。1997年7月「帝国歌劇団・花組特別公演『愛ゆえに』」より始まった歌謡ショウだが、ついにその歴史の幕が閉じる。公演初日の様子をお伝えする。
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2006年8月12日から22日まで、青山劇場にて公演中の「サクラ大戦・歌謡ショウ ファイナル公演『新・愛ゆえに』」(以下、「新・愛ゆえに」)。1997年7月「帝国歌劇団・花組特別公演『愛ゆえに』」より始まった歌謡ショウだが、10年目となる今回でその歴史の幕を閉じる。
まずは恒例の広井王子氏と中嶋親方による前説からスタートかと思いきや、広井氏はあいさつもそこそこに舞台の袖へと移動。同時に「ゲキテイ」振り付けの生みの親でもある畠山龍子さんが登場し、中嶋親方と一緒に振り付け講座が行われた。また、いつもは広井氏から伝えられる“ケータイの電源を切ってください”などの注意事項も、ダンディ団による「前説ソング」に代わるなど、特別なショウであることがそこかしこに感じられた。
「新・愛ゆえに」は約3時間30分の3幕で構成。花組メンバーによるタップダンスが印象的な「イッツ・ショウタイム」で始まった1幕と2幕では、元賢人機関の科学者であった暗闇博士が、帝都崩壊をもくろみ放った人造人間(モンスター)と花組との戦いを軸に物語が進行しつつ、花組から巣立ったソレッタ・織姫に触れ、“このままずっと一緒に舞台をやっていたいと思う。でもそれは無理だろ”といったように、ファイナルであることを印象付けるセリフやエピソードが満載だった。
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