航海者の自宅“アパルタメント”や“海賊島”など公開――「大航海時代 Online」
コーエーが8月30日に発売を予定しているWindows用「大航海時代 Online」拡張パック「La Frontera(ラ・フロンテーラ)」では、ゆとりの空間や新造船などが追加。アップデート情報も紹介する。
コーエーが8月30日に発売を予定しているWindows用オンライン海洋冒険MMORPG「大航海時代 Online」拡張パック「La Frontera(ラ・フロンテーラ)」において、全航海者が持てる自分だけの部屋“アパルタメント”と、新天地のどこかにあるという荒くれ者たちの安息の地“海賊島”が公開。さらに新造船システム“ジョイントビルド”で建造可能な、新型船3種も発表された。
航海者たちの癒しの空間“アパルタメント”
すべてのプレーヤーが自国本拠地に持てる「自分だけの部屋」が“アパルタメント”。室内には、 副官に留守番を任せる機能や、アイテムを収納でき、友人も招待可能。今後は、室内にプレーヤーが製作した家具が配置できるようになる予定だ。他にも、部屋自体を広くさせる機能なども実装される予定だ。
荒くれ者たちの秘密のアジト“海賊島”
カリブ海域のどこかに存在する「海賊達の楽園」、それが“海賊島”だ。この島の街には、悪名高い海賊しか立ち入りを許されず、一般の航海者が街に入るには莫大な賄賂が必要となる。
ここでは、他プレーヤーによって討伐され、海賊活動を禁じられた海賊がこの島で一杯ひっかけると、活動を再開できるようになる。まさに海賊たちのための拠点として、賑わいそうだ。
新型船
新造船術“ジョイントビルド”で建造されるのは、17世紀以降にヨーロッパで開発された最新鋭の帆船で「スクーナー」、「ケベック」、「ボムケッチ」の3種となる。
- 「スクーナー」:17世紀末にアメリカで誕生した縦帆船で、初期の頃は横帆もかけられる2本のマストが主流だった。写真のような3本マストのスクーナーは、19世紀に大型の商業用帆船として登場し、現在でもレジャーなどに用いられている。
- 「ケベック」:速度性能に優れ、戦闘員を多数乗せられることから、私掠船(海賊船)として好まれたジーベック船を西欧人が研究し、作り上げた船。それがケベックである。沿岸航路にも適応できるように船底を浅くし、船首楼・船尾楼も低く改良されている。
- 「ボムケッチ」:2本マストを持つ小型船ケッチの一種で、沿岸の目標を砲撃するために船首付近に1つか2つ臼砲を備えていたので臼砲艦とも呼ばれた。17世紀から19世紀にかけて利用された特殊な装帆型式の軍艦である。本作では海上に特殊機雷を撒くことができる工作艦として登場する。
上記3種のほかにも、Chapter 1「Aztec」(アステカ)では、様々なタイプの新型船が登場するほか、Chapter 2以降も強大な火力を誇る軍艦や、圧倒的な速度を誇る遠洋航海用の船など、多彩な新型船を投入される予定とのこと。
「大航海時代 Online」アップデート情報
下記の事柄が変更、実装される。詳細は公式サイトを参照のこと。
プレーヤーキャラクターの変更点
- レベル上限とスキル枠の上限が拡張
- 「La Frontera」専用の新職業・スキルを追加
- 肌色と髪型が変更可能に
- 船を4隻まで持てる
- 新たな副官候補が登場
大海戦の変更点
- 小国も大海戦の当事国に
- 対戦ルールの変更
- その他の大海戦変更点
その他の変更点
- ワールドの表示順が変わります
- 一部スキルの強化
- 船首像の強化
- 新たなタロットを追加
- 新たな酒場娘を追加
- 各種表示機能の充実
拡張パック「La Frontera」のサービス開始時に新ワールド“Boreas(ボレアス)”がオープンする本作では、現在以前プレイしていたユーザーを対象とした「ウェルカムバックキャンペーンVol.2」が実施されている。こちらは14日間の無料プレイがついてくるので、最近ご無沙汰な方は再度冒険に旅立たれてはいかがだろうか?
関連記事
- 拡張パック「La Frontera」開始前スケジュールが明らかに――「大航海時代 Online」
- 「大航海時代 Online」拡張パック発売&新サーバ記念キャンペーンを実施
- 8月30日「La Frontera」スタート。新ワールドも同時オープン――大航海時代 Online
- 「大航海時代 Online」拡張パック、最新情報公開
- 大航海時代Online、拡張パックの新要素を一部公開
- 「大航海時代 Online」拡張パック登場――4カ月ごとにチャプターを導入
コーエーは、MMORPG「大航海時代 Online」の拡張パックとなる「大航海時代 Online 〜La Frontera〜」を2006年夏にリリースし、今後はチャプターを4カ月ごとに導入してアップデートを図っていくことなどを発表した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.