「テイルズウィーバー」ユーザーカンファレンス2006で発表された今後の展開と展望(1/2 ページ)
ネクソンジャパンは一般ユーザー200人を招き、実装予定のエピソード1チャプター13パート2や、エピソード2の新キャラクターなどを公開した。イベントでは代表者によるクイズ大会も行われた。
ネクソンジャパンは8月26日、東京都渋谷区の恵比寿ガーデンルームにおいて、「テイルズウィーバー」の一般ユーザー200人を招待し、実装予定のチャプター13パート2の情報や、エピソード2の新情報が公開された。「テイルズウィーバー」のファンイベントは2004年12月にネットカフェで開催されているが、こうした大規模なものはネクソンジャパンとしても初の試みとなる。
「テイルズウィーバー」は、8人の主人公たちが運命に導かれるかのように集まり過去と未来に翻弄されるストーリー性と、暖かみのある世界観で人気のMMORPG。2004年9月に日本で正式サービスを開始して以来、現在までに85万人の会員数を誇り、今年7月26日にはエピソード1の最終章となるチャプター13パート1が導入されている。エピソード1はパート2をもって完結を迎えるとあって、ますます盛り上がりを見せている時期でのユーザーカンファレンスとなったわけだ。
イベントではネクソンジャパン テイルズウィーバーチームの阿部寿頼氏、マーケティング部坂下智久氏、スペシャルゲストとしてネクソン海外事業部 海外技術支援チーム 日本テイルズウィーバー担当のイ・チヒョン氏が登壇。冒頭、いよいよ最終章となるチャプター13までをデモプレイを交えて紹介。会場では懐かしさとともに、デモプレイでの超絶プレイに感嘆の声があがった。
そして、今年の秋頃実装を予定しているチャプター13パート2をダイジェストで紹介された。
チャプター13パート2とは
あらすじ
運命に導かれ、慟哭の塔にたどり着いた8人。
強力なモンスターが住んでいる67階建ての塔を登りながら、それぞれのキャラクターが自分自身の過去との葛藤を繰り返す……。
無事にすべてクリアしたあと、67階から一筋の光が天に向かって伸びて行き、天空都市に8人全員導かれ……。
デモプレイを紹介
慟哭の塔には各フロアに強力なモンスターが潜んでおり、数階進むごとに出現する“中ボス”をクリアして次に進まないといけない。デモプレイでは、“尻尾王子”の登場も明言。32階と48階には街へのワープゾーンがあることも紹介された。途中死ぬと街に戻されてしまうため、万全の準備が必要となるようだ。
韓国では、1階をおよそ30分、塔の最上階に到達するまでに33時間ほどを当初要していたようだが、慣れてくると最短で8時間ほどでクリアできるとのこと。チャプター13以前に登場したNPCも再度登場しアイテム購入などができる。
また、以前募集していた日本オリジナルのデザインアイテムも発表。チャプター13パート2から実装追加される新たな7アイテムが公開された。入選アイテムは30ほどあるので、今回公開された新アイテム以外も、随時追加していきたいとのこと。
新しい冒険がはじまる――エピソード2発表
韓国では9月からサービス開始予定のエピソード2は、エピソード1と同様にチャプター方式を取り、同程度のボリュームになるようだ。エピソード1でプレイしたキャラクターはエピソード2にも引き継がれ、さらに新たなキャラクターも追加されていく。
日本ではエピソード2が実装される前に、雪深い「エルティボ」という新しい街が実装される。ここではエピソード2にも登場する新NPCが早くも登場する予定だ。「エルティボ」にはナルビク港からNPCを通じて乗船。船賃は1回9000SEED、2回目からは600SEEDで利用することができるという。
街はお菓子の店“ヘンゼルとグレーテル”やおもちゃ屋も存在。特にお菓子屋のパティシエでもあるERICHが作ったお菓子は絶品とのこと。そんなNPCをちょっとだけ紹介しよう。
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