ラッセルから乙女向けアドベンチャー「はかれなはーと 誰がために君はある?」登場(1/2 ページ)
「はかれなはーと 誰がために君はある?」は、とある理由で6人の男性から命を狙われることになった女子高校生の物語。でもその男たちから彼女は取り合いされるとか!?
ラッセルから、PC向けソフト「はかれなはーと 誰がために君はある?」が12月15日に発売される。
「はかれなはーと 誰がために君はある?」の主人公は高校1年生の「姫宮由香里」。とある理由から、6人の男性に命を狙われることになり、それだけでなく命を狙う男性6人全員と同居をする羽目に!? 男性たちは命を狙っているにも関わらず、そのライバル心から主人公を互いに守ってくれるのだが、そんな男たちと生活しなければならない由香里の運命はいかに……!?
Impression
春。
高校1年生になった「姫宮由香里(ひめみやゆかり)」は、生まれた街に戻ってきた。3年前に交通事故で負った大怪我から回復し、父の待つ「篠塚市」に、母親とともに帰ってきたのだ。
そして、季節は秋。
鐘ノ塚学園伝統の文化祭を楽しみに待っていた。
そんなある日、下校途中の由香里の前に見知らぬ青年が姿を現した。
由香里と同じくらいの年頃の青年は突然、名前も名乗らずに由香里が盗んだ「宝石」を返してほしい、と言ってくる。
なんのことかわからない由香里は、「人違いじゃないですか?」と怒るも、青年は突然由香里を抱きしめ、
「このまま俺に命をくれ」と、とんでもないことを言う。
「な、なに言ってるんですか!? 離して、誰か助け……」
「待てよっ!」
カッと蹄の音が響き、由香里をさっと救い上げる腕。
「悪いがこの女と『宝石』は俺様のものだ、失せろザコが」
今度は、馬に乗った不遜なそうな青年が由香里を抱き上げてくる。
「……返せ」
「ハン、聞こえなかったのか? 失せろっ!」
自分をめぐって争う美男子ふたりに、由香里はパニックになって叫ぶ。
「ちょ、ちょっと待って! これは一体どういうことなの!? 私、『宝石』なんて持ってないよ〜!」
この日から、由香里の受難が始まった。
由香里が持っているはずだという「宝石=妖輝石」を狙うのは、この2人だけではなかった。
次々に現れる、「妖輝石」を狙う男たち。
しかも彼らは皆、他の連中に出し抜かれてはたまらない、と石を手に入れるまでは由香里の傍にいると言い出す始末。
果たして、由香里の運命は……? そして、「妖輝石」の正体とは?
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