時代を先取りする「傾奇者」登場――拡張パック第2弾「信長の野望 Online 〜破天の章〜」（3/3 ページ）

コーエーから、MMORPG「信長の野望 Online」の第2弾拡張パックとなる「信長の野望 Online 〜破天の章〜」が2006年12月に発売される。ここでは8番目の職業となる「傾奇者」が追加されるほか、キャラクター装備や上級者ダンジョンも追加されるなど、パワーアップが図られている。

[今藤弘一，ITmedia]

今日から店長「楽市楽座」。初心者向けの新参者ゾーン「隠れ里」を追加

　また、新規キャラクター専用の冒険ステージとして、新参者ゾーン「隠れ里」が追加される。このゾーンの中では、プレーヤーは無所属扱い。低レベルのモンスターが配置されており、新規キャラクター用に用意されたクエストを進めることで、無理なくある程度までのレベルが上げられるようになっている。なお、隠れ里を去るのはいつでも可能。去ったときに所属する勢力を決めることになる。

　このほか、自分の屋敷に自分だけの店を開くことができる「楽市楽座」という新要素も追加される。ここでは自分の店で売りたいものだけでなく、買いたいものを設定できるほか、ほかのプレーヤーが持つ店の売却希望品や購入希望品、値段や性になどを詳細に検索することができる。NPCに語りかけることによって購入ができ、検索後にはその店舗に自動的にジャンプするようになっている。

　なお、これまで紹介してきたようそのほかに、両替商が蔵が増設されることや、武家屋敷へアクションに反応する家具仕掛けが導入されること、新たな街として「南蛮街」が導入されることが紹介された。成長要素としても、120冊以上の技能目録、約400以上の生産レシピ、50種類以上の潜在能力が追加される。

モバイルサービスも2007年春から開始

　最後に、携帯電話向けのサービスも予定されていることが紹介された。現在企画されているのは、ゲーム内メールのやりとりやどこでも知行、産物市場、そして手軽に生産や採集ができる仕組み。山中氏によると、NPCを雇い入れて自動的に採取したり、自動的に生産する仕組みをも取り入れるとか。開始は2007年春を予定している。

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