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アクエリアンエイジ、7年目にしてついに業務用で登場――第44回AMショー

千葉・幕張メッセにて「第44回アミューズメントマシンショー(AMショー)」が開幕した。セガ、バンダイナムコゲームス、バンプレスト、タイトーブースを中心に、注目タイトルを紹介していく。

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 2006年9月14日、日本アミューズメントマシン工業協会(JAMMA)と全日本遊園施設協会(JAPEA)が主催する「第44回アミューズメントマシンショー(AMショー)」が、千葉・幕張メッセにて開幕した。開催期間は2006年9月14日から9月16日(一般公開日は16日のみ)。

 今回のAMショーは出展社数が53社、出展小間数が868小間の規模で開催。特徴としては、ここ最近の流れに逆らわず、ネットワーク対応・カード対応ゲームの出展台数が増えていることが挙げられる。主要メーカーごとに、それぞれの見どころをお伝えしていこう。


セガ

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 新機能「大会支援モード」を搭載した「バーチャファイター5」に加え、「アウトラン2 スペシャルツアーズSDX/DX」、「頭文字D アーケードステージ4」、「ギルティギア イグゼクス アクセントコア」、「メルティブラッド アクトカデンツァ Ver.B」、「カラス」などを出展。

 この中で注目したいのは「頭文字D アーケードステージ4」と「ギルティギア イグゼクス アクセントコア」の2タイトルだ。「頭文字D アーケードステージ4」は、SEGAの最新ボード「LINDBERGH(リンドバーグ)」を採用し、美麗なグラフィックでリアルさ、演出を大幅に強化。また、「ALL.Net」の搭載により、店舗間でのリアルタイム「全国対戦」が実現しているほか、新サービス「頭文字 D.NET」では、戦績に応じた車やマイキャラクーのパーツが取得&カスタマイズできるという。

 一方の「ギルティギア イグゼクス アクセントコア」は、「ギルティギア XX スラッシュ」をさらに進化させたシリーズ最新作。「ギルティギア イグゼクス スラッシュ」に登場した23人のキャラクターが登場するのはもちろん、特殊必殺技「フォースブレイク」、特殊ガード「スラッシュバック」のほかに、基本テクニックとして「投げ抜け」など、新たな“アクセント”を加えた意欲作となっている。


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バンダイナムコゲームス

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 昨年のAMショーでも人気を集めた「機動戦士ガンダム 戦場の絆」をメインに据え、全国全脳対戦ゲーム「東北大学 川島隆太教授監修 みんなで鍛える全脳トレーニング」をプレイアブルで出展。

 「機動戦士ガンダム 戦場の絆」は、これまでも何度か紹介を行ってきているので(主にこちらを参照)、ゲーム内容に関する詳しい説明は割愛させていただくが、これまでと同様に、多くの人だかりができていた。こちらは現在、第2回ロケーションテストが開催中ではあるが、正式サービスの開始が待ち遠しいタイトルと言えるだろう。

 「東北大学 川島隆太教授監修 みんなで鍛える全脳トレーニング」は、日本中のプレーヤーと競いながら脳を鍛えることができる「全国のみんなでトレーニング」、好きなトレーニングを3つ選んでプレイする「一人でとにかくトレーニング」、店舗内限定の通信対戦モード「店内のみんなでトレーニング」という3種類のゲームモードが用意されている脳活性化ゲーム。

 全36種類のトレーニング(ゲーム開始時は12種類)により、思考、判断、創造性、社会性などを司る「前頭葉」だけでなく、動きの情報や三次元的な形態、空間の認識を司る「頭頂葉」、色や形の判断と記憶を処理する「側頭葉」といった3つの部位を活性化させることができるという。

 どのモードでも、トレーニング終了後には総合得点、脳年齢(対戦の場合は順位も)が表示され、結果がリライタブルカードに印刷される。リライタブルカードには、美少女やかわいいペット、鬼軍曹といったアシスタントの写真も印刷されるほか、所持していれば、次回のトレーニング時に過去の成績などが表示されるので、活性状況を把握しながら、トレーニングを行うことが可能だ。


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バンプレスト

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 バンプレストブースの目玉は「機動戦士ガンダム スピリッツ オブ ジオン 〜修羅の双星〜」と「THE BATTLE OF 幽★遊★白書〜死闘!暗黒武術会〜」の2タイトルとなる。

 「機動戦士ガンダム スピリッツ オブ ジオン 〜修羅の双星〜」は、オリジナルの主人公である「ロビン・ブラッドジョー」、または「カート・ラズウェル」のどちらかを選び、ジオン軍のモビルスーツ「ザクII」に乗り込み、連邦軍と戦うガンシューティングゲーム。主人公はオリジナルとなっているが、「アムロ・レイ」を始めとした、おなじみのキャラクターもしっかりと登場するとのこと。

 一方の「THE BATTLE OF 幽★遊★白書〜死闘!暗黒武術会〜」は、原作コミックはもちろん、TVアニメなども好評を博した「幽★遊★白書」を題材とした3D格闘ゲーム。タイトル名からも分かる通り、暗黒武術会をメインとしていることから、「浦飯幽助」、「桑原和真」、「飛影」、「蔵馬」、「幻海」といった浦飯チームのメンバーを中心に、「陣」、「死々若丸」、「戸愚呂兄弟」といったインパクトのあるキャラクターたちが用意されている。


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タイトー

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 一番の注目を集めていたのは、ブロッコリーがトレーディングカードゲーム(以下、TCG)として発売中の「アクエリアンエイジ」をテーマとした、オンライン対戦型カードゲーム「アクエリアンエイジ オルタナティブ」。本作の遊び方は、プレーヤーの分身となる「マインドブレイカー」を守りながら、さまざまなカードを駆使し、相手のマインドブレイカーを攻撃して倒す、というTCGの流れをくんだものとなっている。

 カードのデザインは「純粋美少女系」で統一され、本作用に描きおろしたオリジナルイラストに加え、5000種を超えるTCG用のイラストから人気のあるものを採用しているとのこと。稼働時期は来春となっているので、TCGのファンだという人はチェックを怠らないようにしていただきたい。

 このほかタイトーブースには、新たに「ドリフトモード」を新設し、シリーズ初となるブレーキアシスト機能を搭載した「バトルギア4 チューンド」や、AOU2006で人気を集めた「ハーフライフ2 サバイバー」などがプレイアブルで出展されていた。


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