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ドコモ、「903i」シリーズ向け大容量iアプリ「メガiアプリ」を発表

ドコモはFOMAの次期モデル「903i」シリーズでiアプリを「メガiアプリ」に拡張する。また対応ゲーム「メガゲーム」を903iの発売以降順次提供する。

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 ドコモは9月15日、FOMAの次期モデル「903iシリーズ」で、iアプリの仕様を拡張した「メガiアプリ」を搭載すると発表した。このメガiアプリに対応したゲームを「メガゲーム」と名付け、903iの発売に以降、順次提供する。

 従来のiアプリでは、プログラム領域が最大100Kバイト、データ保存領域が最大400Kバイトという制限がある(2004年12月9日の記事参照)。また外部メモリにデータが保存できるのは一部の機種(「P902i」「902iSシリーズ」「DOLCE SL」「N902iX HIGH-SPEED」)に限られていた。

 これがメガiアプリでは、プログラム領域とデータ保存領域が可変になり、合わせて最大1Mバイトが用意される。さらに全機種で外部メモリにデータ保存領域が確保できるようになる。このため数Mバイトから数十Mバイトの大容量iアプリの提供が可能になるという。

 これまで長編RPGなどでは、複数のiアプリに分割されていた場合もあったが、メガゲームは1つのメガiアプリで構成可能なため、1回のダウンロードでゲームが楽しめる。

 iアプリの容量拡大は、2004年2月に発売された「FOMA 900iシリーズ」以来で、非常に大きなバージョンアップになる。

メガiアプリと従来のiアプリの比較
メモリ領域 本体メモリ/プログラム領域 本体メモリ/データ保存領域 外部メモリ/データ保存領域
メガiアプリ(903iシリーズ) 最大1MB(プログラム/データ保存領域は可変) 全機種対応
従来のiアプリ(90xiシリーズほか) 最大100KB 最大400KB 一部機種のみ対応

 メガゲーム対応のタイトルは、モンスターハンター、サクラ大戦、DIRGE of CERBERUS LOST EPISODE−FF VIIなど16タイトルが用意される予定だ(9月15日の記事参照)。これらのゲームは9月22日から24日に幕張メッセで開催される東京ゲームショウ2006で試遊展示を実施する。

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