プレイアブルは1ハード1タイトル。量ではなく質で勝負を挑む――カプコンブース:東京ゲームショウ2006
今年のカプコンブースは、PS3、PSP、Xbox 360、ニンテンドーDSのタイトルが、それぞれ1タイトルづつプレイアブルで出展。同社が今後押していきたいタイトルは何なのか? 見た目にも分かるブース構成となった。
カプコンブースには、プレイステーション 3用ソフト「デビル メイ クライ 4」、Xbox 360用ソフト「ロスト プラネット エクストリーム コンディション」、ニンテンドーDS用ソフト「逆転裁判4」、PSP用ソフト「モンスターハンターポータブル 2nd」(以下、「MHP2」)という4タイトルがプレイアブルで出展。
例年に比べると出展タイトル数は少ないが、ブースを良く見てみると、これがしっかりとした考えの元に行われているであろうことが分かる。というのも、どのタイトルも待ち時間が異様に長いのである。記者が確認した限り、次世代機PS3で発売される「デビル メイ クライ 4」の待ち時間は150分を記録していた。
が、“上には上がいる”とは良く言ったもので、「MHP2」は何と300分待ちの状況。もし、ほかのタイトルもプレイアブルで出展していたとしたら……考えるだけでも恐ろしい。
「MHP2」の試遊台は4人1組でクエストに挑戦するというもので、クエスト自体はだいたい15分程度で終わる。「デビル メイ クライ 4」の試遊時間も15分程度で区切られていることを考えると、リアルに2倍の待ち時間となるわけだ。
なお、カプコンブースでは、PSP「モンスターハンターポータブル」のダウンロード専用クエストとして「怒りの黒狼鳥」、「クックフェスティバル!」、「天地狂乱」が特別配信されているほか、PSP「パワーストーンポータブル」の体験版も配信している。これらのコンテンツを、待ち時間にプレイしていた人たちも相当いたようだ。
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