MMORPG「コルムオンライン」の開発で知られるNETTSは、プレイアブルな新タイトル2本と、スタッフによるデモプレイのみのタイトル1本を展示。ムービーだけも含めればさらに2タイトルの最新情報が公開されている、実に活気のあるブースであった。
40種のキャラクターが選べるオンラインボウリング「16 Pounds」
オンラインでの対戦が可能な、ボウリングゲーム「16 Pounds」は、レベルが上がれば使用できるキャラクターが増え、最終的に40種のキャラから選択できるのが特徴だ。韓国では2006年10月にβテスト開始、11月には日本でのβテストを予定している。普段からなじみのあるボウリングがテーマだけに、体験プレイを楽しむユーザーは次から次に訪れていたが意外にもガーターを連発。見た目のカジュアルさからは意外なほど、本格的な作りになっている。
2006年秋サービス予定のフットサル「FullTime」
「16 Pounds」のお隣では、最大5人vs5人での対戦が楽しめるフットサルゲーム「FullTime」が稼動中。直感で分かりやすいインタフェースと、技を決めた際の派手なエフェクト、多彩なアバターアイテムなどが魅力のスポーツゲームだ。こちらもサービススケジュールはFullTime同様、日本国内では年内のβテストが予定されている。
海洋MMORPG「Florensia」は、まだまだ開発途中
稼動はしているが、スタッフの操作によるデモプレイのみで直接操作できなかったのが、海洋MMORPG「Florensia」である。世界観としてはおそらく、大航海時代をベースにしていると思われるが、プレーヤーは海を舞台に新大陸の発見、貿易航路の開拓、さらには都市建設までが可能となっている。
海上では艦隊戦が、陸上ではダンジョンでの冒険が楽しめるほか、キャラクターごとに冒険・交易・戦闘に特化した育成も用意されるなど、なかなか奥の深いRPGに仕上がりそうなFlorensia。韓国でのβテストの予定が2007年春とちょっと先のスケジュールゆえに、国内でお目にかかれるのは少し時間がかかりそうである。
この他、種族間で行われる大規模戦闘がテーマの3DMMORPG「DNR(Death'nRebirth)」はムービーのみを公開。事前に名前だけは聞かれていたコルムオンラインの続編「CORUM Online2」およびリズムアクションゲーム「MUCOM」に関しては、お見せできるものは残念ながら展示されていなかった。
NETTS自体は2005年8月設立とかなり若い企業ではあるが、今回の2006TGSではブースも大変賑わっており、普段あまりメーカーや開発元の名前を気にしないプレーヤーでも、印象に残ったのではないだろうか。
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