やっぱり最後はアムロで締めよう――「ガンダム バトルオペレーションインサイト」:東京ゲームショウ2006(1/2 ページ)
バンダイナムコゲームスブースでは、「ガンダム バトルオペレーションインサイト」と題して、今冬にかけて発売されるガンダム関連のゲームを紹介するステージイベントを開催。アムロ役の古谷徹さんも登場し、ユーザーとの対戦プレイも行われた。
バンダイナムコゲームスではこれから今冬にかけて、プレイステーション 3とPSP、Wii、Xbox 360というプラットフォームで、ガンダム関連のゲームが次々と発売される。「ガンダム バトルオペレーションインサイト」と題されたステージイベントでは、アムロ役の声優・古谷徹さんと、プロデューサーの堀内美康氏がメインキャストなり、今後発売されるゲームについて紹介した。
一兵士として一年戦争を戦い抜け――「ガンダム オペレーショントロイ」
まず紹介されたのは、今冬に発売が予定されているXbox 360ソフト「ガンダム オペレーショントロイ」。これまでのガンダムゲームとは異なり、主人公は名もなき一兵士として一年戦争を戦い抜くことになる。プレーヤーは連邦軍、ジオン軍ともに選択可能で、兵士として銃撃戦をしたり、モビルスーツに乗って戦ったり、あるいは生身の人間でありながら、モビルスーツと戦うことができる場面も用意されている。ただしこのゲームはFPS(一人称視点シューティング)なので、ロックオンのシステムは用意されていない。コントローラーの右スティックで狙い定めて右トリガーで撃つことになるので、慣れるまでは難しいかもしれない。ちなみにこの「トロイ」とは、このゲームで展開される作戦名だ。
なお、「ガンダム オペレーショントロイ」はXbox Liveに対応。ネットワーク対戦にはチーム戦も用意されており、ここで兵士対モビルスーツの戦いをくり広げることができる。「ボスキャラがザク、みたいに何人かが集まって倒すことになるかもしれません」(丸山氏)。古谷さんも「ネットワーク対戦には参加してみたいですね。でも、“アムロ・レイ”で入ってきたときに倒しにかかるのはやめてください(笑)」。
腕や足を狙って戦闘不能に――「機動戦士ガンダム Target in Sight」
次に紹介されたのは、プレイステーション 3のローンチタイトルである「機動戦士ガンダム Target in Sight」。すでに紹介した通り、腕や足、頭など、モビルスーツをパーツごとに破壊して戦闘不能にし、倒すことが可能となっている。こちらはプロデューサーの稲垣浩文氏が登場して、ゲームの概要について紹介した。
こちらも先ほどの「ガンダム オペレーショントロイ」と同様に、一年戦争を題材としたゲームだが、稲垣氏によると、戦争の終盤、10月〜12月を戦い抜くストーリーだそうだ。「ア・バオア・クーでも戦えるの?」という古谷さんの問いに稲垣氏は「用意されているのは地上戦だけですが、いろいろなミッションが用意されており、ガンダムにも会えるかもしれません」とコメント。このほか、ミッションをクリアすることでポイントをためて、乗るモビルスーツを購入し、乗り換えられるようになっているとのこと。また、2周目には1周目で購入したモビルスーツを使って戦うことができるなど、繰り返し遊べるゲームになっているそうだ。
こちらも古谷さんによる体験デモが行われた。「表面の質感がすごいよね。連邦軍が強そうに見える」と古谷さん。モビルスーツだけでなく、基地のまわりに配置されている建物なども破壊でき、そのすべてが物理シミュレーションにより計算されているそうだ。
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