「マシンカスタマイズ」で自分だけのマシンを作り上げろ――「リッジレーサー7」(1/3 ページ)
プレイステーション 3と同時に発売となる「リッジレーサー7」。東京ゲームショウ2006のバンダイナムコゲームスステージで公開された「マシンカスタマイズ」には、外観だけでも37万5000通りのバリエーションが用意されているという。
個性を生かした「自分だけのマシン」を作り上げろ
プレイステーション 3「リッジレーサー7」は、シリーズ初となる「マシンカスタマイズ」が楽しめる。手軽にカスタマイズできるようになっているので、個性を生かした“自分のマシン”を作り上げてみてはいかがだろうか。
カスタマイズの手段としては、外観を変更する「エクステリア」、マシンの走行性能を変更・強化する「パフォーマンス」といった種類が用意されている。
「エクステリア」にはフロントスポイラー、サイドステップ+ミラーセット、リアバンパー+マフラーセット、リアウィング、ボンネットフード、ホイール、ペイント(ボディ、ホイール、ライト光色、ウィンドウのカラー変更)、ステッカー変更(マシンのルーフに貼られるステッカーやゼッケン番号の変更)が用意されている。ステッカーはゲームディスクに収録されるものだけでなく、ダウンロードコンテンツとして追加データも配信される予定となっている。
そして、これら各部位のパーツを組み合わせることによって、1車種あたり最大で37万5000通りのバリエーションが実現されているほか、ボディやホイールのカラーリングやルーフに貼るステッカーを選ぶことができるので、事実上ほぼ無限のバリエーションとなる。
「パフォーマンス」では、エンジンの基本性能を強化できる「エンジンチューン」、上位のマシンカテゴリーへのエンジン変更が可能な「エンジンスワップ」、ドリフト傾向の調整や、コーナリング性能のアップが可能となる「タイヤ&サスペンション」、通常チャージやアルティメットチャージの強化、ニトロタンクの数やニトロ持続時間の変更、オートチャージなどの特性が変更できる「ニトロキット」、ロケットスタートが100%成功し、ライバルカーのニトロ量解析などの追加機能をマシンに1つ搭載することができる「プラグインユニット」が用意されている。
パフォーマンスのカスタマイズは、1車種あたり最大で7150通り。自分好みのドリフトやニトロに変更して、ライバルと思う存分戦おう!
「リッジレーサー7」では、車に関する専門知識を要求するような細かいセッティングの調整は不要。リッジらしくあくまでも手軽で簡単に、エクステリアを自分好みのものに変更したり、好みにあわせて挙動を調整したり、ニトロの形式を変更したり、マシンをパワーアップさせることができる。また、パフォーマンスのチューンアップはエクステリアデザインと独立してるので、プレーヤーはエクステリア変更時に性能変化を気にすることなく、単純に「自分の好み」だけで気軽にエクステリアパーツを選ぶことができるわけだ。
なお、マシンカスタマイズを行うためには「リッジステイトグランプリ」モードでメーカー主催レース「メーカーズトライアル」に参加し、各メーカーとコネクションを築くことが必要となる。メーカーズトライアルで結果を出せば、主催するメーカーとの間にコネクションが生まれ、マシンやパーツを購入したり獲得したりといったことが可能に。多くのマシンメーカーやパーツメーカーとコネクションが作れれば、それだけ選べるマシンやパーツの選択肢も広がるわけだ。リッジステイトを訪れたら、どんどん「メーカーズトライアル」に参加して、コネクションを広げよう。
では、それぞれの詳細について紹介していこう。
メーカーの個性を見極めてカスタマイズせよ――「エクステリア」チューニング
マシンメーカー同様、リッジステイト内に存在するパーツメーカーにはそれぞれの個性がある。ここでは「TERRAZI」の「CENTLEE」をベースマシンにして、「DIGDUG」と「DRAGON SABER」のエアロパーツでどんなカスタマイズが可能なのか紹介する。個性にあったパーツを見つけて、自分だけの1台を作り上げてみよう。
TERRAZI CENTLEE×DIGDUG
DIGDUGはドレスアップ系のスタイル重視で派手なデザインが特徴のブランド。DIGDUGのカーボン製ボンネットフードを装着すれば、スーパースポーツであるCENTLEEの流れるようなフォルムをさらにレーシーに引き締めた印象となる。ボディ側面の空気の流れを意識し、より本体と一体化されたサイドミラーにも注目しよう。
テールエンドには、迫力のリアウィングとディフューザーが装着され、後方から追い上げるライバルたちを視覚的に威嚇することだろう。DIGDUGらしい、スタイル重視で派手なドレスアップを楽しんでほしい。
TERRAZI CENTELEE×DRAGON SABER
DRAGON SABERのフロントスポイラーにより、CENLTEEの面構えはよりワイドになり、ノーマルの優美なラインがぐっと男性的な印象に。フロント同様、大型化されたサイドミラーが男性的な印象をさらに強めている。
ノーマルのCENTLEEの特徴ともいえる三角形の開口部を大胆にオミットし、ボリューム感・重量感をアップさせたテールエンドは、後方から追い上げるライバルに威圧感を与えるだろう。DRAGON SABERらしい、ラグジュアリーでアダルトな雰囲気が楽しめる。
ここではメーカーの特徴を説明するために各パーツメーカーによるフルエアロ状態でご紹介したが、先ほども紹介したようにゲームの中では「フロントスポイラー」、「サイドステップ+ミラーセット」などの5カ所で独立してパーツを選択・装着することが可能で、またホイールも別途選択することができる。
また、パーツとあわせて、ボディの印象を大きく変えるのが「ボディデザイン」だ。パーツやホイールとは別に「ボディデザイン」(カラーリングのパターン)を購入・選択することで、1車種あたり最大37万5000通りのエクステリアカスタマイズが実現する。エクステリアカスタマイズでは、さらにボディのベースカラーが自由に変更できたり・ライト光色やウィンドウシールドの色が選択できるので、プレーヤーが楽しめるカスタマイズバリエーションはほぼ無限と言えるわけだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.