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カセキを掘ったり、お菓子を作ったり、眠れない日々が続いたり――シンオウ地方は新しい発見がいっぱい「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」レビュー その2(3/4 ページ)

前回の記事では追いきれなかった、シンオウ地方の新しい要素をお伝えするレビュー第2弾。ニンテンドーDSのインタフェースを得て実現した、カセキ採掘、ポフィン作りを筆頭に、さまざまな新しい遊びの魅力を探っていく。すべてのポケモンを集めるまで、シンオウ地方での楽しくも厳しい冒険は続くのであった。

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 1次審査は、60秒という制限の中でポケモンをアクセサリーで着飾り、その見た目の魅力を競うもの。前作の1次審査と似てはいるが、ポケモンのステータスに加えてアクセサリーを選ぶセンスや配置するセンスも問われるという点が面白い。

画像画像画像 アクセサリーが増えれば増えるほど、何をつければいいのか迷ってしまうだろう

 2次審査は、完全な新要素。リズムゲームの要領で、ほかのポケモンが音楽に合わせて押したボタンを同じタイミングで繰り返すというダンス対決だ。最初のころはけっこう失敗してしまうかもしれないが、慣れればミスも減るはずだ。

画像画像画像 ちなみにランクが上がると1小節の中で押さなくてはならないボタンの数が増えるので油断しないように

 3次審査は、前作の2次審査にあたるわざのアピールタイム。わざによって“かっこよさ”などのジャンルとコンテストでの効果は決まっている。出場させるポケモンがどんなわざを持っているのか、あらかじめ確認したうえで、“かわいさ”コンテストに出すなら、“かわいさ”のわざを持つポケモンを最初から育てておくなど、綿密にして用意周到な準備が必要なわけだ。

画像画像画像 審査員は3人。わざを見せる審査員がかぶってしまうと得点を少し損してしまう。誰にどんなわざを見せるのか、という駆け引きが肝心だ

 最初のうちは楽に勝てるかもしれないが、「ウルトラランク」「マスターランク」あたりになってくると、ちょっとやそっとでは勝ち進めない。さまざまな要素が絡んでくるコンテストなだけに、なかなか悩ましいところだ。もちろんコンテスト自体が本編には関係ない、あくまでもサブ的な要素なので、そこでやっきになって物語が止まってしまう、というのはもったいない話なのだが、コンテストでの成績が関係してくるスポットも先に進めば現われるかもしれない。気が向いたらコンテスト用のポケモンを育成してみる、というのが上手な付き合い方ではないだろうか。

画像画像画像 「マスターランク」優勝までの道は長く険しい。ポケモンを磨いて、精進あるのみだ

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