PS3との連携強化のため、PSP本日Ver.3.00へ――「バイオハザード」や「鉄拳2」がダウンロード可能に
ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンは、PSPのシステムソフトウェアをVer.3.00へアップデートするに伴い、PS3との連携を強化。11月22日よりPLAYSTATION Store において、PSP用ゲームの配信を行う。
ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンは、PSPのシステムソフトウェアを、11月21日よりバージョン3.00にアップデートした。これにより、PSPやプレイステーション 3を介し、オンラインサービス「PLAYSTATION Network」内の「PLAYSTATION Store」にて、11月22日よりPSP専用ソフトウェアのダウンロードサービスを利用することができるようになった。
このダウンロードサービスは、「ゲームアーカイブス」と呼ばれるもので、過去に発売された「プレイステーション」や他フォーマットのゲームをダウンロードし、PS3やPSPで遊べるようにするという配信サービス。このサービスは、PSP専用のゲーム配信から開始し、順次PS3専用のゲームの配信もする方針とのこと。他フォーマットからの「ゲームアーカイブス」についても、PS3専用のゲームとして順次サービス開始の予定だ。
11月22日より配信開始のPSP用タイトル(社名50音順)は以下のとおり。現状10タイトルの配信が予定されている。
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また、それに伴いHDD60GBのPS3を持っている人は、ワイヤレスLAN機能を利用しリモートプレイ機能を使えるようになった。これは、ワイヤレスLAN経由でPSPからPS3を操作し、PS3内の各種コンテンツを楽しめるというもの。なお、20GBのHDD搭載のPS3では、ワイヤレスLAN機能を周辺機器で追加することができないため、このリモートプレイは利用できない。
ちなみに、PSP用システムソフトウェア バージョン3.00の全機能の利用するためには、PS3用システムソフトウェア バージョン1.10以上が必要となる。
システムソフトウェア バージョン3.00で更新される主な機能
ゲーム
- PS3経由で「PLAYSTATION Network」タイトルのダウンロードができるようになった。
ネットワーク
- 「リモートプレイ」ができるようになった。
- 「オンラインマニュアル」が追加された。
- 「RSS チャンネル」のタイマーセット機能ができるようになった。
- 「インターネットブラウザ」で悪質なサイトや不適切なサイトの閲覧を防止するサービス「i-フィルター」(有料)に対応した。
ミュージック
- 「ビジュアライザー」機能ができるようになった。
- 「早送り/早戻し」機能に3段階変則ができるようになった。
フォト
- 「カメラ」機能が使えるようになった。
設定
- 「本体設定」に「UMD 自動起動」機能が追加された。
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