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「ドラゴンクエストIX」ニンテンドーDSで登場

スクウェア・エニックスは、今年生誕20周年を迎えた「ドラゴンクエスト」シリーズの新作発表会を開催。ニンテンドーDSで「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」を制作していると発表し、さらなる冒険を提供することを約束した。

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 スクウェア・エニックスは、今年生誕20周年を迎えた「ドラゴンクエスト」シリーズの新作発表会を本日12月12日、パークハイアット東京で開催。シリーズ最新作「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」(以下、ドラクエIX)をニンテンドーDSで開発していることを公表した。

 2006年12月28日にはニンテンドーDSで「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー」が、2007年には任天堂の携帯ゲーム機家庭用ゲーム機Wiiに対応した「ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔」の発売が控えている。2007年中には今回のナンバリングタイトルが新たなドラゴンクエストのラインアップに加わることになる。


 発表会では広がるドラクエワールドとして、アーケード用のカードゲーム機「ドラゴンクエスト モンスターバトルロード」の開発も発表され、2007年夏には全国のアミューズメントスポットにお目見えすることも明かされた。

右から開発を担当するレベルファイブの日野晃博氏。音楽を担当するすぎやまこういち氏、ゲームデザインの堀井雄二氏、そしてプロデューサーの市村龍太郎氏

 発表会には「ドラゴンクエスト」シリーズではおなじみのゲームデザイナー・堀井雄二氏や作曲家のすぎやまこういち氏が登壇。スクウェア・エニックス代表取締役社長 和田洋一氏などが挨拶に立ち、シリーズが20年続いたことへの感謝と、今後の展望についてコメントした。

 登壇した堀井氏は、最新作「ドラクエIX」はニンテンドーDSならではのワイヤレス通信機能を生かし、ひとつの世界をひとりだけではなく、本当の“仲間”といっしょに冒険する“ネットワーク体験”の醍醐味も実現すると特徴を述べた。4人までのネットワーク対戦が可能。上映された映像では、着せ替え機能や徘徊する敵との戦闘なども見ることができた。「そして、ボクたちは天使と呼ばれていた」というキャッチコピーと、雲海に浮かぶ古城からこぼれ落ち、タイトルロゴにもあしらわれた果実が印象的だった。

左が和田氏、右が岩田氏。「ドラクエIX」がDSで発売されることになった件について、あくまでも多くの人に触ってもらうために選択しただけで、自然な流れだったと、シリーズ当初からの一貫したコンセプトに基づいてのことと和田氏

 会場には特別ゲストとして、「ドラゴンクエストVII」からテレビCMに出演しているSMAPの草K剛さんが来場。開発途中の本作を実際に手に取り、堀井氏とすぎやま氏、日野氏との4人協力プレイを体験した。会場に来賓として招かれた任天堂代表取締役社長の岩田聡氏と和田氏による質疑応答も行われた。

 詳細については追って掲載する。

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