ゲームオン、カジュアルシューティングゲーム「ミラクルサマナー キュイ」を発表
ゲームオンは都内の会場で発表会を開き、同社初のカジュアルゲームタイトルとなる「ミラクルサマナー キュイ 〜黄昏のルビーと秘密の約束〜」を発表した。12月22日からクローズドβテスト開始。
「ミラクルサマナー キュイ 〜黄昏のルビーと秘密の約束〜」(以下、ミラクルサマナー キュイ)は「召喚モンスターバトル」というジャンルのオンラインゲーム。プレーヤーはキャラクターを選択し、さまざまなバトルフィールドで、そのキャラクターが召喚した召喚獣に騎乗して対戦することになる。開発は韓国のYolim Communicationsで、契約元も韓国のWINDY SOFT。
発表会に登壇した、ゲームオンの大野俊郎代表取締役社長は、「『ミラクルサマナー キュイ』は、ゲームオン初のカジュアルゲームタイトル。新しいユーザーを獲得するために新しいジャンルのゲームをこの3、4年考えていた。オンラインゲームは、ゲームの良さだけでなく、開発のサポートも重要。カジュアルゲームを専門とするWINDY SOFTとはよい関係を築けたので、今回サービスすることになった」と語る。WINDY SOFTのイ・ハンチャン代表取締役社長/CEOも「『ミラクルサマナー キュイ』は、韓国ゲーム産業開発院で2006年の優秀ゲーム公募展大賞を受賞した作品。韓国では8月からオープンβサービスを行っており、大変好評を博している」と自信を見せる。
「ミラクルサマナー キュイ」では、最大8人が同時に対戦できる。モードとしては最大8人でバトルロワイヤルをくり広げる「個人戦モード」と、最大4人対4人で戦う「チーム戦モード」が用意されている。
キャラクターは固有の能力を持っており、対戦を重ねることで経験値を得て、召喚できる召喚獣もグレードアップ。なお召喚獣は属性や能力の差があるので、フィールドや相手にあわせてどの召喚獣を使うかが勝利のポイントだ。なお召喚獣は3段階に進化する。
「ミラクルサマナー キュイ」は、基本プレイ料金無料のアイテム課金方式でサービスされる。販売されるのはアバター系アイテムが中心になるということだ。なお、1IDにつき1キャラクターが利用可能だ。
戦闘で得られるのは経験値と「ルピー」というゲーム内通貨のほか、「スクロール」と呼ばれる召喚獣もゲットできる。発表会で説明した、ゲームオンの新規タイトルプロデューサー 加藤有紀子氏によると、イベントなどでレアモンスターを追加する予定だとか。
またこのタイトルの特徴は、チーム戦などでCPUキャラクターを追加できること。「個人戦よりもチーム戦のほうが、ゲットできる経験値とルピーが上がりますので、CPUキャラクターを加えてどんどんチーム戦で戦うのが経験値を上げるポイントかも」(加藤氏)とか。ちなみに個人戦では時間制限があるが、チーム戦は召喚中の数に制限がある以外は、時間無制限のバトルで、いかに早く相手の召喚獣を倒すかが目的となる。なお、自キャラをCPUに戦わせるオートプレイモードも搭載。ただしCPUキャラクターは弱く設定されているので、レベルを上げたいなら自分の手で戦うのが一番だ。
「ミラクルサマナー キュイ」のクローズドβテストは12月22日〜2007年1月中旬の期間で開催される。公式サイトで応募すると抽選で5000名がテスターとして選ばれるが、ITmedia +D Games枠として200名の枠を頂いた。応募したい方はこちらのページから応募してほしい。
なお今後のスケジュールとしては、2007年1月中にオープンβテストを開始したあと、2007年張るにはアイテム課金方式での正式サービスが開始される予定だ。
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