KONAMIからDSと連携する「マジックリーダーシステム」が登場――第1弾は2007年夏に発売:「TOYフォーラム2007」
ニンテンドーDSに装着してカードをリードできる「マジックリーダーシステム」。第1弾の製品としてカードゲーム「獣神伝 〜アルティメットビーストバトラーズ〜」が、2007年夏に発売される。
カードのどの部分をかざしても読めるスキャナ――「マジックリーダーシステム」
東京国際フォーラムで開催されている、玩具メーカー業界関係者向けの新春商談会「TOYフォーラム2007」の会場で、KONAMIからニンテンドーDSと連携する「マジックリーダーシステム」が発表された。
マジックリーダーシステムは、約2ミリ程度のスキャナにカードをかざすだけでその情報を読み取ってくれるシステム。情報はカード上の印刷パターンに織り込まれているので、どこをかざしても読み取れるのが特徴だ。
第1弾の製品としては、「獣神伝 〜アルティメットビーストバトラーズ〜」(以下、獣神伝)が2007年夏に発売される予定となっている。このゲームはモンスターを召喚させ、それに攻撃力増加や防御力増加といった「ベースカード」を加えたら、ジャンケンのカードによりプレイするというもの。40枚のデッキとニンテンドーDSソフト、マジックリーダーシステムに加えて、ルールブックとプレイフィールドが同梱される。
「獣神伝」がこれまでのカードゲームと異なるのは、ニンテンドーDSソフトがゲームを進行してくれるため、細かいルールを覚える必要もなく、手軽にプレイできること。どのカードをどの順番で読ませるのか、ダメージはどちらがどのように与えたのかなどは、すべてソフト上で処理してくれる。また、友達がいない場合でも1人でプレイすることも可能だ。戦うと経験値が入り、主人公プレーヤーがパワーアップするほか、カードだけでは使えない必殺技も用意されている。ソフトには実況ナレーションが付き、戦況にあわせてBGMも変化する。
「武装神姫」にオンラインバトルが登場
フィギュアとオンラインサービスを融合させた「武装神姫」も展示されていた。すでに製品は発売されているが、「バトルサービス」が2007年春からサービスの開始を予定しているとのこと。これは、PC上で作り上げた自分のフィギュアが、ほかの人のフィギュアとバトルするというもの。細かい指示は出せずにオートでのバトルとなるそうだが、コミュニケーションの場としてさらに活用してもらえるものと、同社は期待しているようだ。
このほか、Xbox 360ソフト「ブルードラゴン」のカードゲーム「BLUE DRAGON ロールプレイングカードゲーム」が4月21日から発売されることなども発表されていた。
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