塚地さんが2枚目役者に!?――劇場版「ムシキング」アフレコ
3月21日から全国でロードショー公開される劇場版「甲虫王者ムシキング」のアフレコを終えての取材が都内の会場で行われた。声優として出演するドランクドラゴンの塚地さんと鈴木さんがインタビューに答えてくれた。
劇場版「甲虫王者ムシキング スーパーバトルムービー 〜闇の改造甲虫〜」は、アーケードカードゲーム「甲虫王者ムシキング」を題材とした映画。昨年に引き続き第2弾のタイトルとなる。
今回はゲスト声優として、お笑いタレント「ドランクドラゴン」の鈴木拓さん、塚地武雅さんが出演。塚地さんは映画初登場のムシとなる「スジブトヒラタクワガタ」、鈴木さんは「カナブン」を演じる。
「スジブトヒラタクワガタはお調子者で口ばっかり達者なやつなんです」と塚地さん。でもムシキングと出会う中で勇気を出していく役どころとのことで、「子どもたちに“頑張れ”と言える映画になっていると思います」とか。「まだ詳しくは言えないんですが、必殺技もあるんです。戦いの場面でもすごく活躍しています」(塚地さん)。塚地さんとは打って変わって鈴木さんは、どちらかというと地味なカナブンの役となるが、これについては「やっぱり主役みたいな中心じゃなくて、はじっこにいる方が落ち着くんですよね(笑)」とか。自分的にはカナブンよりもダンゴムシかもと語る鈴木さんだが、「相方との落差があって悲しいですが(笑)、やらせてもらえるだけでうれしいです。セリフはよく聞いていないと見過ごされてしまうんですが、その見過ごされ感がキャラクターに合っているかも」とのこと。
塚地さんは「自分はムシにたとえるとカナブンですかね。体の丸い感じなんかが。でもそれがスジブトヒラタクワガタなんて、大出世ですね。トレンディドラマに出してもらっているような」と語る。映画の話が来たときには「是非やらせてください」と1つ返事だったそうだ。「表立っては3枚目の役しかできないので、かっこいい2枚目の役を演じさせてもらってうれしいです」(塚地さん)。
最後に塚地さんは「子どもの夢を裏切らないように、おもしろおかしく演じています。この映画を通して、昆虫っていいな、自然っていいなと感じてもらえれば。ゲームばかりしている子どもが、外に出て遊んでくれるといいなと思っています」、また鈴木さんは「カードゲームですから、交換していろいろな人とコミュニケーションを取ってくれるとうれしいですね。人と人との輪を広げて、その友達とみんなで見に来てほしい」と語った。
なお、「オシャレ魔女 ラブ and ベリー しあわせのまほう」も同時上映される。
「甲虫王者ムシキング スーパーバトルムービー 〜闇の改造甲虫〜」 「オシャレ魔女 ラブ and ベリー しあわせのまほう」 |
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製作 | セガ、松竹、トムス・エンタテインメント、セガトイズ |
配給 | 松竹 |
公開 | 3月21日より全国ロードショー |
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