コーエーは、サービス中のWindows用オンライン海洋冒険ロールプレイングゲーム「大航海時代 Online〜La Frontera〜(ラ・フロンテーラ)」の大規模アップデートChapter3「Spice Islands(スパイスアイランズ)」を、2007年3月中旬に実装すると発表した。
拡張パック「La Frontera」の大規模アップデートも次回で3回目、さらに「大航海時代 Online」も2周年を迎えるということもあり、今回のアップデートはその集大成といえるものになるとのこと。
主な内容としては、カスタマイズ性に優れた専用艦の建造が可能になる「オリジナルシップビルド」や、国家間投資合戦がさらに深化を遂げる「大投資戦」、航海者間の新たなる関係を築く「マイスター制度」、軍事職および対人戦の活性化を狙ったシステム強化や新職業追加など。システム面の充実に重きを置いている。
「大航海時代 Online 〜La Frontera〜」Chapter3「Spice Islands」プロローグ
西暦1511年――。
スパイスの中でも特に貴重なクローブとナツメグは、同重量の金と同等の価値を持つと言われ、その利権を欲したポルトガル王の訓令にしたがい、アルフォンソ・デ・アルブケルケは、「香料諸島」の探検を計画。翌年、アルブケルケによって派遣された艦隊のフランシスコ・セランが、「香料諸島」のひとつテルナーテ島に到達した。
一方のイスパニアも太平洋を渡る航路で「香料諸島」に到達。幾世紀にも渡り、謎に包まれてきたスパイスの生産地が明らかになったことで、両国間の対立がはじまったのだった。さらにそれを追うように、他の西欧諸国も香料貿易での巨利を欲し、この地を目指す遠征艦隊を派遣。
「香料諸島」をめぐる各国の熾烈な覇権争いが、いま幕を開けようとしていた……。
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