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PS3バージョン1.60へ――3月22日より「Folding@home」へ参加可能に

ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンは、PS3のシステムソフトウェアを、3月22日にバージョン1.60へアップデートすると発表。分散コンピューティング・プロジェクト「Folding@home」にネットワークを通じて参加できるほか、機能充実がはかられる。

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 ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンは、プレイステーション 3(以下、PS3)のシステムソフトウェアを、3月22日(木)午後より、バージョン1.60へアップデートすると発表。これに伴い、先日発表された米国スタンフォード大学が推進する分散コンピューティング・プロジェクト「Folding@home」にネットワークを通じて参加できるようになる。

 今回のアップデートによって、XMB(クロスメディアバー)のネットワーク列にFolding@homeアイコンが現れ、ユーザーの任意にアイコンをクリックして起動させるだけで、PS3が自動的にスタンフォード大学とデータ送受信を行い、シミュレーションを行えるようになる。また、設定によっては、エンタテインメントコンテンツ終了後でも電源を入れたままにしておくことで、自動的にアプリケーションを走らせることもできる(PS3の主電源および電源ボタンをオンにしておく必要あり)。

システムソフトウェア バージョン1.60で更新される主な機能

ピンポイントズーム&解像度設定(インターネットブラウザ)

  • ピンポイントズーム

 画面上のポインタがある場所をピンポイントで拡大表示できるようになる。Webページのソースを分析し、ポインタを合わせた場所に応じて最適な拡大比率を自動的に算出することができる。


  • 解像度変更

 PS3の映像出力解像度に合わせて、Webページの表示サイズを見やすく調整できるようになる。また、インターレース出力のときに、画面のちらつきを抑える設定を追加。

Folding@home

 「Folding@home」に参加できるようになる。詳細はこちらを参照。

アクセスポイント経由でのリモートプレイやバックグラウンドダウンロード、そしてフルサイズキーボード

アクセスポイント経由でのリモートプレイ
家庭内のアクセスポイント経由でPSPからのリモートプレイができるようになる。これで、ワイヤレスLANを搭載していないPS3(HDD 20GBモデル)でもリモートプレイ接続が可能に
バックグラウンドダウンロード
ファイルサイズの大きいデータや複数のデータをダウンロードするときに、ダウンロードしながら他の操作ができるようになる。ただし、制限事項があるので要確認とのこと
フルサイズキーボード
文字の入力時に、画面にフルサイズキーボードを表示可能に

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