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キミのハートに着信アリ!? ケータイ発の正統派美少女ゲームがPCに登場「ケータイ少女PC」レビュー(3/3 ページ)

携帯電話用アプリとして登場した美少女ゲーム「ケータイ少女」が、PC版として登場。携帯アプリ版で感じた萌えは、どこまでパワーアップされたのか、さっそく検証してみました。

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僕の電波塔がビビッと感じちゃう!? 魅力あるヒロインたち

 ここからは、本作に登場するヒロインたちを、星5つからなる萌え度を交えて紹介していく。プレイ前の人は、どんな萌えを感じられるのか参考にしていただければ幸いである。

●美島いちる (CV:小清水亜美)

萌え度:★★★☆☆

 いつでもどこでも元気いっぱいな幼馴染。“近すぎるゆえに、ふとしたきっかけで異性として意識しちゃう”という王道シーンで、萌えゲージはボルケーノ! 突然の雨で濡れてしまい、衣服が肌に張り付いた姿もイイ!

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●巴沙代 (CV:高橋美佳子)

萌え度:★★☆☆☆

 ゴスロリファッションで身を固める無口な同級生。さすがに制服は違うが、私服や水着はモロ、ゴスロリです。この手のファッションの好きな人は、ツボにはまればかなり好きになれる女の子だろう。いちるや綾乃さんとイベントが重なり、攻略が難しい印象を受けた。

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●後刀美弥 (CV:植田佳奈)

萌え度:★★★★☆

 自由奔放、小悪魔チックで、イマドキ風の女の子。本作のお色気担当といわんばかりに、露出が高い服を着こなす。なんだかメールや会話を見ていると、一番現実にいそうなタイプだ。右写真はメッセージウインドウでビミョーな部分を隠しているように見えるのがミソ。

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●藤宮桃香 (CV:名塚佳織)

萌え度:★★★★☆

 大人の女性に憧れる小動物系の後輩。彼女を見て、ここまで庇護欲をそそられる女の子が登場する作品は、そうそうないと思う。ピュアな彼女とならプラトニックな恋愛が楽しめそう。クマの人形の紹介をしているシーンなんて、もうこれこそ純度100パーセントの“萌え”だ! と声を大にして叫びたくなった。

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●リン (CV:寺田はるひ)

萌え度:★★☆☆☆

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 主人公の恋路をサポートする小さな女の子。彼女の攻略ルートも期待していたのだが、どうやら存在しないらしく、少々残念。携帯電話のクセに、なぜクシャミをするのかという疑問も感じるが、可愛いのでオーケー。欲を言えばリンチェックを行うときにしたクシャミ「くちっ!」をデフォルトにしてほしかった

●山田綾乃 (CV:佐藤利奈)

萌え度:★★★★★

 主人公より一学年上で面倒見のよいお姉さん。年上なためついつい彼女に甘えたくなるが、綾乃さんの真の萌えポイントは“年上の彼女が逆に甘えてくる”部分。なんてったって、ごろんって筆者(完全に妄想)の足に寝転がってくるんですよ!? ごろんって! そんな仕草だけでもう骨抜きにされてしまいました。次回作は、ぜひケータイ少女外伝版「綾乃スピリッツ」をPCゲーム化してほしいと切に願う今日この頃です。ビバ☆姉属性ッ!!

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携帯アプリ版をよりファン向けにした本作

 携帯電話アプリからWindows用ソフトという、珍しい移植を行われた本作。携帯アプリであるがゆえの手軽さはなくなってしまったが、フルボイスになったり、当然ながらイベントグラフィックやシナリオ数が増しているなど、強化された部分は非常に多い。当たり前といえばそれまでですが。

 残念ながら多少の不満点もあった。リンが登場するシーンや、学校で女の子と話をしているときなど、所々で淡白な印象を受けるのだ。そのため、感情移入しづらかった。またこれは仕方ないのだろうが、登場人物たちが主人公の名前を抜いてセリフをしゃべるため、違和感も感じた。

 しかし、今まで小さな携帯電話の画面で見てきた女の子たちが、フルボイスでPCのモニターに映っている姿は、ある種感動を覚える。工画堂スタジオ自慢(?)の“難易度高め”というスパイスが絶妙に効いている。「ケータイ少女」ファンはもちろんのこと、“最近の美少女ゲームはヌルい!”と嘆く古参のギャルゲーファンは、ぜひチャレンジしていただきたい。


 このレビュー記事を読んでいただいた方3名に、「ケータイ少女PC」ソフトをプレゼントします。以下のフォームにメールアドレスと、ITmedia +D Gamesへのご意見・ご感想(必須)をご記入のうえご応募ください。締切は4月3日午前0時です。なお当選の発表は、当選された方のメールアドレスへのご連絡を持って代えさせていただきます。

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