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CRI・ミドルウェアは、プレイステーション 3、Xbox 360、Wiiなどの次世代機ゲームおよびPC向けゲームに対応した「CRI Audio」の最新バージョン「CRI Audio Ver.3」を発売する。
「CRI Audio Ver.3」では、「ファイルシステム」や「ストリーミング再生機能」など、ゲーム開発をサポートする新機能を追加。ストリーミング指向のファイルシステムを新搭載しており、オープン&クローズの負荷がなく、非同期読み込みが可能。読み込みプライオリティの設定にも対応している。
また、マウント時、ディレクトリ情報をメモリに常駐させることで、ファイルオープン時の負荷をなくしているほか、マウント時に使用したファイルハンドルを再利用することで、OSへのアクセスも最小限となっている。このほか大量のデータを圧縮してパッキングすることで、ディスクメディア上のスペースを節約できる。
このほか「CRI Audio Ver.3」には、ストリーミング読み込み時に最適なバッファ割り当てを動的に行う、新開発のバッファ管理技術「D-BAS(ディー・バス=Dynamic Buffer Allocation System)」を導入。ストリーム再生時、音声バッファを大きくすることで、シーク回数を大幅に削減できるとのことだ。シームレスループ再生機能も追加されている。
なお「CRI Audio Ver.3」は、従来の「CRI Audio」と同一のライセンス価格で利用可能だ。
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