ゾンビに対する武器はWiiリモコン――「バイオハザード4 Wii edition」
カプコンは2005年に発売した「biohazard4」を、新たにWii用として世に送り出す。本作では「エイダ」を主人公にした新シナリオ“the another order”も遊べる。
2005年1月に発売された「biohazard4」(バイオハザード4)がWii用タイトルとして新たに生まれ変わって帰ってきた。カプコンは5月31日に、サバイバルホラー「バイオハザード4 Wii edition」を発売する。
「バイオハザード4 Wii edition」では、Wiiリモコンを使用した簡単操作を実現。さらに「エイダ」を主人公とした新シナリオ“the another order”を搭載し、本編をクリアした後には、レオンとは異なる視点で「biohazard4」の事件を追体験することができるようになった。
ストーリー
ラクーンシティの消滅から6年後……。
合衆国のエージェント、レオン・S・ケネディは、奇怪な事態に遭遇していた。
誘拐された大統領の娘アシュリーを探すため、単身訪れたヨーロッパのさびれた村。
その村で突如、正気とは思えぬ……というより、人とは思えぬ群集に襲われたのである。
案内役の地元警官と別れ、聞き込みに立ち寄った一軒の民家。
主らしい男にアシュリーの写真を見せるも、まともな反応は帰って来なかった。
言葉が通じているのかどうかも疑わしい様子である。
仕方ない……肩をすくめたレオンが立ち去ろうとしたその時、襲撃は始まった。
予告なく、振り下ろされる斧の一撃。
からくもかわし、威嚇に銃撃を放つも、男はまったくひるむ様子を見せない。
痛みを感じている様子もない。
いやな記憶が、脳裏をよぎった。
「まさか……悪夢はもう終わったはずだ……」男を背に外へ飛び出すと、あたりの雰囲気は一変していた。
今までどこに潜んでいたのか、家を取り囲む村人たち。
さまざまな武器を手に持っている。
息をのむような悪意、充満する狂気。
それらすべてが、レオンに向けられていた。
本作は前述したとおり、画面をWiiリモコンでポイントし、照準を移動させる。武器を構えていれば、Wiiリモコンを振るだけでリロードができる。より銃をかまえた雰囲気を味わえるようになっている。また、新システムのサーチナイフ攻撃はWiiリモコンを振るだけで近くの対象物を検知しナイフ攻撃をする。
Wiiリモコンでの操作は、ストーリーを進めていくにつれ、銃やナイフでの攻撃以外でも使用することになる。例えば、ロープを切るためや回避行動などだ。このようにWiiならではの操作は随所に仕込まれている。
本編クリア後にはエイダのシナリオが遊べる
本編をクリアすると、謎のスパイ「エイダ」を主人公とした新シナリオ“the another order”が遊べるようになる。数奇な運命から再びウィルス事件に巻き込まれたレオンの裏では自らの意志でこの地に訪れた「組織」の一員としてエイダの暗躍があったという内容だ。新シナリオでは、本編には登場しないイベントシーンやアクションステージに加え、武器やアクションなども新しく追加しているという。
また、特典映像として開発中のWii専用ソフト「バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ」のトレーラー映像が収録されている。
「バイオハザード4 Wii edition」 | |
対応機種 | Wii |
メーカー | カプコン |
ジャンル | サバイバルホラー |
発売予定日 | 2007年5月31日 |
価格(税込み) | 5040円 |
プレイ人数 | 1人 |
※ゲーム画面は開発中のものです。
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