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任天堂、バンダイナムコゲームスからモノリスソフトを買収

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 本日、バンダイナムコゲームスが保有するモノリスソフトの発行済み株式総数の80%を、任天堂に譲渡することが発表された。

 モノリスソフトは、当時のナムコの出資により、1999年に設立された開発会社で、家庭用ゲーム用ソフトの「ゼノサーガ」シリーズや「バテンカイトス」シリーズなど、数々のヒットタイトルを製作してきた。

 バンダイナムコゲームスは、現在計画している「エンターテインメント・ハブ構想の推進」のもと、企画開発会社としてのモノリスソフトの今後の成長と、家庭用ゲームソフト事業における任天堂との協業関係を強化することを目的に、株式譲渡を行うとしている。今後も企画開発業務を通じ、協力関係は継続していくとのこと。

 モノリスソフトは、「ゼノギアス」を開発した杉浦博英氏らを中心に設立され、従業員約110名、7500万円の資本金を有する。譲渡後の株主は、任天堂が80%、バンダイナムコが16%、その他が4%となる。現在、モノリスソフトは任天堂から発売されるWii用ソフト「ディザスター(仮)」を開発中。

 なお、任天堂とバンダイナムコゲームスは、4月26日に譲渡契約を締結し、5月1日に株券の引き渡しが行われる予定となっている。

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