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さくらインターネット、LotROのキックオフミーティングを開催

5月11日から、いよいよオープンβテストが開始されるMMORPG「ロード・オブ・ザ・リングス オンライン〜アングマールの影〜」が、一足早くキックオフプレスミーティングを開催。実際にゲームに参加してくれるイメージガール4名も登場し、このミーティングに華を添えてくれた。

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指輪物語はPCゲーム業界にとって特別な存在

画像 左からグリー代表取締役社長 田中良和氏、さくらインターネット代表取締役社長兼CEO 笹田亮氏、テクモ代表取締役社長 安田善巳氏

 さくらインターネットは5月10日、同社が運営するMMORPG「ロード・オブ・ザ・リングス オンライン〜アングマールの影〜」(以下、LotRO)のキックオフプレスミーティングを、都内の会場で開催した。

 プレスミーティングは、クローズドβテスターにはおなじみの、LotROオープニングムービーが流れる中スタート。同タイトルは先日クローズドβテストを終了したばかり。5月11日からはオープンβテストおよびパッケージの販売が始まる。

 さくらインターネット代表取締役社長兼CEOである笹田亮氏は、プレスミーティングの挨拶に代えて、まずは本タイトルの舞台設定、ホビットやドワーフといったキャラクター、トールキン財団の許諾を受けた7つのクラスなどゲーム概要を簡単に説明した。

 続いて壇上には、テクモ代表取締役社長の安田善巳氏が登場した。というのも、さくらインターネットは2007年1月にテクモとSeedCが共同で展開するオンラインゲームプラットフォーム「「LieVo」のパートナーとして協業契約を結んでおり、LotROもLieVoアカウントでログインが可能となっている。

 安田氏はまず、「原作「指輪物語」がPCゲーム業界に多大な影響を与えた、特別な意味を持つタイトルであり、J.R.R.トールキンはPCゲームの世界に創造性というものを吹き込み、PCゲームの母とも言える。世界観やルールを作者が設定してよいものだ、という画期的な考えが、後の「ウルティマオンライン」や「ウィザードリィ」へ継承された」「LotROは本来のロールプレイングゲームが持っていた魅力を、あますことなく楽しめる作品だ」と語った。

 また安田氏は、LieVoとさくらインターネットが業務提携を結んでから約半年が経過した今、日本のオンラインゲーム市場を盛り上げるべく、何か共同プロジェクトを行う予定とのこと。早ければ2007年夏にはその“何か”が明らかになりそうだ。

 続いてグリー代表取締役社長 田中良和氏がステージに上り、同社が運営するSNS(ソーシャルネットワークサービス)「GREE」上に、LotR公式コミュニティを設置すると発表した。

画像 安田善巳氏
画像 田中良和氏

5月11日には、秋葉原の3店舗で日本語オリジナルパッケージ販売イベントも実施

画像 イメージガール4人のユニット名はユーザーからの公募で決定される。左から、松下まゆみさん、石原啓子さん、水谷さくらさん、永田美穂さん

 この後、LotRのゲーム概要を笹田氏自らが紹介。映画ではなく原作小説が本タイトルのベースになっていること、各種族、職業の特徴と役割、なぜLotRには既存のMMORPGには珍しくない、「クレリック」や「ウィザード」といった職業が存在しないのかといった基礎知識を解説しつつ、キャラクターメイキングからチュートリアルまで、一通りのデモンストレーションを見せてくれた。

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 この他にも、ゲーム内イベントやプレイスタイルが異なる3つのサーバ、イメージガールとスタッフによるブログの開設、5月11日のパッケージ発売に際して行われる記念イベント、3社から発売される推奨パソコンなどを発表。最後はイメージガールの登場で華やかに発表会を締めくくった。

 今後の拡張スケジュールについては翻訳の関係上、北米と同時というわけにはいかないが、可能な限り差を縮めていくとのことなので、少しずつ広がっていく「中つ国」を堪能してみてはいかがだろう。何よりも5月11日スタートのオープンβテストにはぜひ参加して、その目で“世界”を確認してほしい。

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