Wiiで「アルゴスの戦士」製作決定――「TECMO's Nite Out 07」で発表
5月11日、テクモは関係者を招いた懇親会を東京・渋谷のClub CAMELOTで開催、Wii向けソフト「アルゴスの戦士」の開発が発表された。また、「TECMO BOWL」が2008年に発売予定であることも。6月14日発売のPS3「NINJA GAIDEN Σ」などのデモンストレーションも行われた。
会場は実に和やかな雰囲気が漂っていた。テーブルとイスが配された会場では、食事をしながらゆっくりテクモの新作タイトル紹介を眺めるという状況。海外からのプレスも多く招待されており、いつもとは違ったイベントと感じたのもうなづける。
「TECMO's Nite Out 07」と冠された今回のイベントで発表された内容は、「NINJA GAIDEN Σ」(PS3)、「DS西村京太郎サスペンス 新探偵シリーズ 京都・熱海・絶海の孤島 殺意の罠」(ニンテンドーDS)、「かいて しゃべって はじめよう! モンスターファームDS」(ニンテンドーDS)、――「NINJA GAIDEN:Dragon Sword」など、3月30日に行われた「テクモプレスカンファレンス 2007 Spring」を元にしたもの。
ただ、「NINJA GAIDEN Σ」の北米での発売日が7月3日に決定したことや、リア・ディゾンを起用したテレビCMなどが会場で初公開されるなど、新情報も見受けられた。なお、テレビCMの内容はリアが「NINJA GAIDEN Σ」が楽しすぎて、並んでいる人を忘れて遊び続けるといったもの。
イベントでは、Wiiにおいて「Project Rygar」(アルゴスの戦士)を投入することが発表された。剣をWiiリモコンに持ち替えて戦う内容になるとのことだが、詳細はこれからとのこと。
「アルゴスの戦士」は、1986年にアーケード用のアクションゲームとして発売。2002年にプレイステーション 2用のソフトとしてゲーム内容を大幅に変更したアレンジ版が発売されている。なお、タイトルともなっているライガーとは、海外版での主人公の名前。日本ではゼーンであったことから、「Project Rygar」として発表されたのは、北米市場を意識したものと思われる。
また、プラットフォームは隠されたままだったが、「TECMO BOWL」の新作が2008年に発売されることも明かされた。こちらは、単なる移植ではなく、次世代機で新たなシステムで開発が行われているとのこと。詳細は今後の発表となるとのこと。
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