「ドラクエ」シリーズなど「SQUARE ENIX PARTY 2007」ブースリポート(前編):スクウェア・エニックス「SQUARE ENIX PARTY 2007」:(3/4 ページ)
入場者数が3万9750人を記録した初日の「SQUARE ENIX PARTY 2007」のブースリポート。まずは「ドラゴンクエスト」関連ブースなどを中心にお届けしよう。
スターオーシャンミュージアムで「スターオーシャン」シリーズを振り返る
先日「スターオーシャン1 First Departure 」と「スターオーシャン2 Second Evolution 」、そして「スターオーシャン4」の3タイトルが発表された「スターオーシャン」シリーズ。その過去作品を振り返ることができるスターオーシャンミュージアムが設置されている。
ミュージアム中央では「スターオーシャン1 First Departure 」や「スターオーシャン2 Second Evolution 」の紹介映像を大きなモニタで鑑賞できた。また、プレイステーション 2用ソフト「スターオーシャン Till the End of Time Director's Cut」と「ヴァルキリープロファイル Silmeria」の試遊台が設置され、来場者で賑わっていた。
ミュージアムの一角には「スターオーシャン」シリーズの過去作品のパッケージや、現在は絶版で手に入らない初回限定版同梱の特典グッズ、非売品である精巧なフィギュアなどがガラスケースに展示されており、訪れたファンたちが興味深く観察している姿を見ることができた。
DS:Styleで広く、深く、楽しく、教養を身につけよう
DS:Styleと銘打たれたスクウェア・エニックスの新機軸シリーズが1つのブースを形成していた。取り扱われていたのは「地球の歩き方DS イタリア」、「地球の歩き方DS フランス」、「地球の歩き方DS タイ」、「花咲くDSガーデニングLife」、「DSでクラシック 聴いてみませんか?」の5タイトル。いずれも7月5日発売だ。
豊かで知的な遊びのスタイルを提供することをコンセプトに製作された5つのタイトルを、ブース内で自由にプレイすることができる。ブース中央には各タイトルをスタッフの案内のもとでプレイできるようになっており、その傍らにはゆったりとしたテーブルとイスを用意。テーブルの上にはそれぞれいくつかの試遊機が置いてあり、来場者が自由に手にとっては思い思いにプレイをしていた。
筆者はまず「DSでクラシック 聴いてみませんか?」を中央の試遊機でプレイしてみた。収録曲は100曲、画面上にいる犬の“ごはん”くん(兄がヨハンなのでごはんらしい)が、その時ゲーム内で流れている曲のうんちくを語ってくれる。ごはんくんのセリフは200以上、動きのパターンは100以上ある、とのこと。かなり芸の細かい犬だ。
ただ曲を流すだけではなく、イントロクイズや音楽家にまつわるクイズなど、クイズ問題が400問以上収録されている。また、曲の検索をする際に、キーワード「雨」で検索すると雨に合った曲が抽出されるなど、クラシックに詳しくなくてもクラシックを身近に感じられるような工夫が盛り込まれている。また、東芝EMIとの提携で、実際の音源はどのCDに収録されているかという情報まで分かるのだから、ありがたい。クラシック好き向け、というよりはクラシックに興味はあるけどどこから手をつけていいか分からないでいた、という人向けなのかもしれない。
続いて「花咲くDSガーデニングLife」もプレイしてみた。自分の育てている植物を登録することで、その植物の育て方のノウハウを徹底的に教えてくれるソフトだ。268種類の植物に関して情報を網羅しているので、その情報量は相当なものだ。雑誌「趣味の園芸」と提携しているタイトルなので、今までDSにさわったこともない人がこのソフトを買っていくのかもしれない。未だかつてないガーデニング情報ソフト。興味があるならばぜひぜひ。
「地球の歩き方DS フランス」もさわってみた。こちらはブースを取り囲んでいるテーブルの方でまったりとプレイ。地図の拡大、お店の細かい情報の閲覧など、説明書なしで操作できる点はさすがDSといったところか。タッチペンでの感覚的な調べ物は快適だ。いかんせんフランスに行ったことがないので何とも言えないが、「地球の歩き方」を一冊持っていくことを考えたら、DSの方が携行しやすいし検索機能も高いので、色々とメリットがあるのではないだろうか。もしフランス、イタリア、タイに行くときはこれらをぜひとも使ってみたいもんである。
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