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気分は松尾芭蕉――サクセス「えんぴつで奥の細道DS」

なぞり書き本ブームの火付け役がニンテンドーDSになった。松尾芭蕉が歩んだ奥の細道を追体験できる、サクセスの「えんぴつで奥の細道DS」が5月31日に発売される。

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 サクセスは、5月31日にニンテンドーDS用ソフト「えんぴつで奥の細道DS」を発売する。本作は、2006年1月にポプラ社が発売した書籍「えんぴつで奥の細道」を元にニンテンドーDSならではの機能を盛り込んだもので、写真による視覚や朗読による聴覚といった書籍にはなかった楽しみ方を提案している。

 「えんぴつで奥の細道」は、松尾芭蕉の「奥の細道」を題材に書家・大迫閑歩氏の書による文字を、鉛筆でなぞり書きをしてゆくというもの。読むだけのものではなく、美しい文字を手本に読者が本へ直接記述してゆくという新しいコンセプトの書籍で、約100万部を発行しベストセラーとなった。

 基本は書籍同様、なぞり書きをしつつ奥の細道の道程を追体験してゆく内容で、タッチペンを使用して見本を見ながら画面に文章を記述し、進捗状況に合わせて地図上での道程を指し示していく。旅先の状況による風雨などの効果音や、到達した先々の風景写真などが表示され、芭蕉が感じた旅情を追体験することができる。朗読には俳優の仲村トオルさんが起用され、旅先で芭蕉がつづるしみじみとした思いが表現される。


「えんぴつで奥の細道DS」
対応機種ニンテンドーDS
メーカーサクセス
ジャンルなぞり書き紀行
発売予定日2007年5月31日
価格(税込み)3990円
プレイ人数1人
(C)Kanpo Osako, Hiroshi Ito 2006/
(C)POPLAR Publishing Co.,Ltd. 2006/(C)SUCCESS

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